とうとう来ちゃいました、最終回

女王様万歳の声に手を上げるトンマン。苦しそう…。心配顔なアルチョン。引き上げる途中星が揺れ落ちてゆくと同時にトンマンが苦しみだしその場に座り込む。星が落ちたと騒ぐ民衆。
ピダムは『星が月城に落ちた。これは月城の敗北を意味する物だ。月城の運は尽き城では血が流れるであろう。天は我々と共にある、新たな神国の為に』と
上等軍ピダム様万歳と喜ぶ一派と貴族達
ピダムは心の中で『私が神国になる。神国になってお前トンマンを手に入れる』と思う。
トンマンの脈を見た医官は心配するがトンマンは薬をもてと命じ下がらせる。ユシンがどこがお悪いのですかと聞くけどはぐらかし夢の話をする。それでも病状を聞こうとするユシンをアルチョンが制し夢はどんな夢だったのか促す。最近見なくなったけど久し振りに見た夢。それは桂林からやってきた幼いトンマンがムンノを探しているといきなり前から来た女性とぶつかり抱きつかれる。女性は涙を流していたがハッキリ顔が思い出せないと言う。そしてユシンに作戦の実行を許可する。
星が月城に落ちたから再び上げると言うユシン。それは同時に闘いの合図だった。アルチョンの闘う姿を久し振りに観たよ~♪次々に制圧した時星を上げる。
星が上がると騒ぐピダムの兵士達。しかしミセンは凧を使い上げたと言う。志気を上げる為かと言うけどピダムはこれが戦闘の合図だと気づく。
サンタクがピダムの元へいき何やら耳打ち。ピダムそれを聞いて固まってた。
おっさんが逃げる準備をしているとピダムが現れる
ピ『貴様、シイブの兵士フクサン』
お『ばれたか…』
ピ『お前が仕組んだんだな、全てお前が』
お『お前はそれがいかん。何でも人のせいにする。ムンノも俺が殺した、反乱も俺が起こした、女王様に刃向かったのも俺のせいか?俺がやらなくても結局三韓地勢を奪う為にムンノを殺しただろう』
ピ『だまれ

お『俺がやらなくても女王様を手に入れる為なんでもやったはずだ』
ピ『その口を閉じろ』
お『この10年何をしてきた、権力を得る為あらゆる努力をしてきただろう。何故だ?ムンノに捨てられたからか?ミシルの意志を継ぐ為?俺に唆されたからだろ?違う全部お前の中にあったんだよ。王になりたかった、全てを手に入れたかった』
ピ『貴様…貴様の勘違いだ

お『あぁ、恋か… 急に恋に奪われ何もかもおかしくなった。そうだ、だから俺がちょっぴり手伝っただけさ。それで?恋が成就していたら結果が違っていたか?いいや、おまえはそれでも乱を起こした。何故か… 不安だからさ。いつ女王様に捨てられるか追い出されるか怖いから信じられないから』おっさんから手を離すピダム…
お『お前はそう言う奴だ。自分が信じるんじゃなくいつ信じてもらえなくなるか、いつ捨てられるかそればっかりさ』
ピ『やめろ

お『なぁ知ってるか?女王様は最後まで信じてた』力が抜けて座り込むピダム…
お『信じられなかったのも迷ったのもお前だ。お前等の恋を壊したのは女王様や俺じゃない。それはまさしくお前だピダム』おっさん笑ってる
ピダムはおっさんを刺す。そして俺じゃないと呟く
ミセンが飛び込んできて急げと言うがおっさんの刺された姿を見て絶句。ピダムは俺じゃないと呟いてる。
城の前に陣を構えたユシン達はピダム一派を連行。その中にピダム ミセン ハジョン ポジョンの姿はない。ユシンはトンマンにピダムを捕らえたらどうするか聞くが宣布した通り刺殺せよと言う。そしてユシンに心配か?と聞きどうして蒸し返すのかと聞く
ここからです… いよいよ…
ピダムとサンタクが歩いている道はトンマンがいる本陣へと続く道。髪を下ろして素敵なピダム様。寂しい顔をしてます。ピダムはサンタクに付いて来ないよう言う。サンタクはピダムはどうするのか訪ねると…
ピ『伝えたい言葉があったのに伝えられなかった人がいる… その言葉を伝えに行く』と…。しかしもしそれでと止めるサンタク。
ピ『もう行け、早く』この言葉が言い方が優しくて… たまらなかった
サンタクが振り向くと矢が刺さる。ピダムに逃げるように言い倒れ亡くなる。ピダムは逃げず『私を斬れば歴史に残るだろう』と言い闘う
ピダムが山道に現れ闘っていると聞いたトンマン
そこへ本陣に姿を現したピダム
華麗な剣さばき
1人で次々と倒して前に進んでいく
そしてユシンの前に出たとき心の中で『ユシン、全てお前の勝ちだ。勝負もなにもあるか。俺はただ女王様に話があるんだ』
そしてトンマンを見付け
トンマンまで70歩…
次々と倒しトンマンへ近付いていく
そこへウォルヤ達の弓矢部隊が現れ一斉に攻撃
ピダムは兵士を盾にかわそうとするが肩やお腹に突き刺さる
トンマンは目を瞑る
それでも前に進もうとするピダム
もう血が流れ目も真っ赤になってる
トンマンまで30歩
歩き出すけど多勢に無勢
斬られちゃう…
それでも前に…
トンマンまで10歩
泣きながらピダムを見詰めるしかないトンマン
最後はアルチョンとユシンに斬られてしまう…
なんとか剣をで身体を支え立ち上がりトンマンの元へ行こうとするけどユシンが遮る
ユシンを見るピダムにユシンは駄目だと言う顔をする
そしてユシンがとどめを
トンマンに手を伸ばし倒れるピダム
手を伸ばしトンマンを見つめながら亡くなるピダム…
ピダムが亡くなると跪く家臣達
その前でトンマンが
これで乱は終わりました。神国に残されたのは1つの心と1つの志しと1つの力で網羅しほうの旗を掲げその道を進む事です。全ての家臣全てのファラン全ての兵士達私の民全てに私の意志と乱の終結を女王の名をもって神国は1つだと宣布します…と
アルチョンが女王様万歳と言い皆も万歳と言う
トンマンは倒れピダムを見ながら意識を失う
3日ほ意識を失っていたトンマンは何故病気を黙っていたのかと言うユシンの母に誰かに話しても治らないからと言う。そこへアルチョンがやって来る。お礼を言いアルチョンに上等軍を命じる。アルチョンはそれを受ける。
ユシンと話をするトンマン。ピダムがユシンの耳元で何を言ったのか聞くけど口に出せませんと言い黙ってしまう。命令だと言いやっと口を開くユシン
あの時ピダムは『トンマン』と言っていたと告げるとトンマンの目から涙が
そうだよね、以前トンマンが自分には名前が無いってピダムに言ったんだから…
トンマンはユシンに出かけようと言う
周りの見渡せる切り立った崖の近く
トンマンが話し出す
ユシン殿 とても多くの人が私の元を去りました。ある者は私を守り競い合い また私に思いを寄せ多くの人が来ては去りましたが結局私の所に残ったのはユシン殿だけです。苦難の身を我々は乗り越えました。そなただからできたのです。そんなそなただから神国の大業を心から安心して任せる事ができます。我々の手で三韓一統を成し遂げなければここに見える領土はこの先他の誰かの物になってしまうだろう。ユシン殿私が桂林に到着したその夜に夢を見たと言いましたね。夢で抱き締めてくれたのが誰か分かった気がします…
ユシンはソファですか?チョンミョン王女ですか?と聞くけど答えず
昔一緒に逃げようとしました、覚えていますか?また逃げましょうか?
そう言うトンマンにユシンは
答えに困ります、何故そのような話を…と言ってる所に目を閉じ涙を流すトンマン…
そして椅子に置いていた手が滑り落ちそれを見たユシンは泣く
トンマンの夢…
幼いトンマンにいきなり抱き付いた女性が振り向くとトンマンだった
トンマンは幼い自分を見つめ
今から困難が待っている そして辛い思いをする… 愛する人達をなくしてとても孤独だろう… 砂漠よりずっと渇き切って荒んだ日々が…
誰なの?何故泣いているの?と聞く幼いトンマン
しかし答えず
全て手に入れたようでも実際は何一つ手に入れていない
首を傾げてその場をさる幼いトンマン
その後ろ姿を見ながら
それでも耐えなさい… いいわね、耐えて耐え抜くのよ
ここで終わるんだけど、もうピダムがトンマンの元へ向かう所からここまで涙が止まらなかったよ
書きながらもダメだった私…
最終回、何度観ても泣いちゃいます