桜が満開になってきましたね。

ミモザを一枝買ってきて花瓶に生けました。

枝の下の方に、付いていたたくさんの房がもったいなくて、「食べれたりしたらいいのなぁ」と思いながら、何か活用方法がないか検索。

ドライフラワーが一番良さそうなので、乾燥させることにしました。

乾燥ネットに入れてもいいけど、飾りながらドライフラワーになったらいいなと思い、短いものでも大丈夫なように楊枝壷を用意しました。

沖縄のやきものです。やきものは、沖縄の言葉で「やちむん」と言います。

読谷村に作り手4人の共同窯があり、そのうちの松田共司さんのものです。

楊枝壺は、その名のとおり爪楊枝を入れるもの。

やちむんに限らず、いろんな窯元で、可愛らしいもの、美しいものがたくさん作られています。

でも、私は爪楊枝を日常的に使うことがなく、「美しい」と思って買っても、本来の使い方をしないので、野の花を生けたり、ヘアピンを入れたりしています。

やちむんは、沖縄の気候によるのか、うちなーんちゅの気質によるのか、鮮やかな色遣い、大らかな柄が特長です。

こちらの楊枝壺も、藍の点打ちがはっきりと大胆ですが、シンプルで美しく、また色の組み合わせも素敵で、どんな花にも合います。

今日は黄色と藍色と土の色の、素朴でとても素敵な組み合わせになりました。

やちむんとミモザ、見ていると何だか元気が出る感じです。