アイコンママブロネタ「妊娠」からの投稿


今日は、長男と長女の間にいたはずの うちの第二子の出産予定日。

本当は、長女より半年早く二人目がうちに来るはずでした。

長男が2歳になって、「そろそろ二人目ほしいね~」と。
意外にもすぐに赤ちゃんは来てくれ、
自分でも妊娠に気付かないほど初期、週数にすると3週頃。
長男が、「お腹に赤ちゃんがいるよ」と。

まじか!

と夫とびっくりしながら、検査薬が反応する日まで待って検査すると、
うっすら陽性。

うれしくてうれしくて毎日長男に、
「赤ちゃん元気?」と聞いてました。

「いるよ」と答えてくれて、またにんまり。みたいな。



それが、9月に入ったある日、ふいに、
「いない!」と言い出したんです。

初診に行ったのは、そのすぐ後。もうすぐ8週に入るという頃。
つわりもあったし、順調なのを疑いもしなかったのに、
「胎芽がみえないから、ちょっと思わしくないかも…」
といわれ、流産の可能性もあると示唆されました。

それから次の健診までは憑かれたようにずーっと流産について調べてました。

9週でようやく胎芽を確認 とかいう トピックに勇気づけられたり、
やっぱりダメなのかなと消沈したり、

そして、相変わらず長男は、「赤ちゃんはいない」と言ってました。



二週後、やっぱり赤ちゃんは成長しておらず、
繋留流産との診断。

自分でもびっくりするほどの喪失感でした。
お腹にきてたった1か月、顔どころか存在そのものも見てない子どもなのに、
なんでこんなにかなしいんだろうと思いながら、

こんなに気持ち悪いのに、
なんのためのつわりなんだろうって、思ったり。

あんまり表に出さない方だから、表面的には普通に生活してたけど、
内心 すっごい もがいて、
忙しいのをいいことに、少しの時間でも忘れていたくて黙々と仕事。

長男の存在には本当に助けられました。
毎日抱きしめて寝てたなぁ。

救いを求めてました。



手術は日帰りで なんともあっけなく終わり、
母に来てもらっていたから、涙見せちゃいけないなと思って、
気を張ったのが私には逆に良かったかも。

がんばって普通に過ごしていたら、少しずつ日常に戻れました。



そして2013年の元旦。
長男がまた「お腹に赤ちゃんがいるよ」と。

よりによって一月一日って
うそのようなタイミングだったけど、長女の妊娠を確信。
2013年はいい年になるな~。と喜びをかみしめました。



計算してみると、長男が妊娠を言い当てた2回は、ちょうど着床(=妊娠成立)の頃。
まゆつばのような話だけど、自分が経験してしまった今、
この世には科学では解明できない何かが存在すると。

本当にそう思うのです。

だから、きっと、
あの時の赤ちゃんは巡り巡ってまた私の近くに生まれてきてくれるんじゃないかな~。