名古屋市を流れる堀川クルーズに行ってきました。これはかつて名古屋城の外堀でもあり城下町の運河として活用された堀川の船旅です。毎年、期間限定で行われる名古屋市の名物クルーズでもあります。
まず準備
受付を済ませライフジャケットを装着。大人用は水に浸かると自動で大きくなるそうな。だから通常時はかなりコンパクトです。
今回乗る船。江戸時代みたいに手漕ぎじゃないエンジンボートです。スタートは納屋橋(なやばし)で、今回は名古屋城正門近くの朝日橋まで15分の船旅です。
では出発!
普段は陸地から眺めている堀川ですが、今回は堀川から逆に陸地を眺めてます。
名古屋市が堀川を観光名所にするために護岸工事を進めています。航路いっぱいの工事現場なので下を通るのだけれど、ここも普段は入ることができないゾーンなので貴重な体験です。
堀川が運河として活用されていた時代の荷上場(にあげば)が未だに残っています。熱田神宮の近くにあった熱田湊から堀川を通り、この荷上場から陸に運ばれたのです。
橋の下を通ると普段は見ることがない排水溝などもありました。
そうこうしているうちに終点の朝日橋へ。名古屋城正門から5分くらいの場所です。約15分ほどの船旅でしたがほんとにアッという間でした。
案内人の想ひ
堀川サムライクルーズは案内人の方がいて、常に堀川や歴史の名所、エピソードを話してくれます。その中で案内人の方は橋を発音する時、にごらずに言うのです。
例えば、
・納屋橋『なやはし』
・五条橋『ごじょうはし』
・朝日橋『あさひはし』
など。これには堀川が濁らないよう、発音も濁らせず話してるとのこと。かつては歌にも詠まれたほどの清流だった堀川ですが、昭和を経て水質も悪くなっています。だから案内人の方は清流を想い、発音を濁らせていないのです。
堀川クルーズの注意点
ところで堀川クルーズの注意点もあります。それが干潮(かんちょう:海の水が引いて水位が下がること)はクルーズはナシということ。その理由は、ある一定量の水位が無いと船が進まないからです。これは事前情報として出ますので、公式サイトをチェックして下さい。
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