令和六年(2024)の城巡りもスタートということで、今回は名古屋市千種区の末森城址に行ってきました。末森城址は織田信長の父・織田信秀が築いた城で信長の弟・信勝(信行)の居城になりました。
現在は城山八幡宮という千種区では有名な神社なのですが、末森城址を整備した神社になっています。
遺構は何が残る?
末森城址は平山城です。城山八幡宮内に堀、土塁、切岸、三日月堀や馬出の跡などが残っています。
例えば東側にはかなり大きな堀跡があり、この上の曲輪に甲冑(具足)付けて登るのは無理!と言わんばかりの高低差です。
またフェンス越しにも堀跡などを確認でき、入ることは出来ませんが見応えある遺構を実感できます。
あと眺望の良さもポイントのひとつ。今では高層マンションがたくさん立ち並んでいる末森城址周辺ですが、戦国時代はビルや高い建物が無かったのでかなり遠くまで見渡す事が出来たのでは?と思います。
私の感想ですが、名古屋市千種区の城山八幡宮を訪れた際には、末森城址の遺構も楽しんでみるのがオススメです。その理由は分かりやすく、案内看板も建っているからです。今年もガンガン城巡りを楽しみたいと思います。
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