愛知県、名古屋市の城巡りの会・愛知ウォーキング城巡りクラブで新城市の野田城址に行ってきました。今回はバスを使っての城巡りイベントみたいな特別編です。
さて、三河野田城は武田信玄率いる武田軍1万5千人の猛攻を城兵5百で約1ヶ月持ちこたえた堅城。最後は武田軍も力攻めを諦め、金堀人足に城の横から穴を開けて、井戸の水を抜き降伏させました。
実際に行ってみるとそんな大きな城ではありません。でも攻めづらさが実感できる堅城でもありました。
三方から侵入不可!
これは三河野田城址の現地案内看板。本丸、二の丸、三の丸が一列にダンゴみたいに並んだ連郭式(れんかくしき)という縄張り。両脇に深い淵、背後は崖。守る側は正面に集中すればOKです。またよく見ると正面には馬出(うまだし)の遺構があったみたいです。
野田城の左右には深い淵がありました。これは北側の桑淵跡。現在では川が流れており周辺は畑になっています。でもかなりの広さがある淵で、甲冑付けてこの淵を渡るのはちょっと困難。また渡っても野田城を攻めるには崖を登るワケですよ…
野田城址は城内をウロウロしても堅固さが分かりませんが、周辺を歩くと地形や高低差を実感でき、攻めづらさが理解できます。
そして井戸
攻めあぐねた武田軍は井戸水を抜く戦法で野田城を降伏させます。それと思われる大きな井戸が城内に残っていました。
私の感想ですが、現地に行くと本やネットでは伝わらない城の堅固さ、魅力が伝わるので面白いと思いました。また同じ趣味の方と城巡りするのも、いろんな意見を聞くことができるので参考になりますね。
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