緑区桶狭間古戦場祭り2015


愛知県名古屋市緑区の桶狭間古戦場祭りに出陣してきました!



これは桶狭間古戦場といわれる名古屋市緑区で行われる歴史祭りです。



この日は愛知県の手作り甲冑隊の連盟組織・愛知戦国甲冑隊の皆さんとの出陣です。









愛知戦国甲冑隊


愛知戦国甲冑隊とは、愛知県のいろんな所での手作り甲冑教室の連盟組織。



今まではそれぞれ地元のお祭りに出ていたのですが、それじゃモッタイナイという事で、連盟組織として2012年に結成され、各地のイベントにボランティア出陣しています。



愛知って、もはや武者行列は【見る】時代ではなく、【ヤル】時代なんです。



愛知ってそういう県なんです。



ということで、今回は110名の武者の方々と出陣してきました。











模造刀


さて、甲冑武者というと皆、刀を持っていますが、これは模造刀(もぞうとう)といいまして、斬れる刀ではありません。



通常、甲冑武者はアルミ製の模造刀を持っています。



お芝居をやる役者の方は、竹光という木製の刀を持ってるんです。



(ちなみに私も殺陣やるので2種類持ってます)








さて、ここで問題です。



アルミ製の模造刀を持つベテランの武者は、ほぼ全員、模造刀にある仕掛けを施しています。



これは断言してもいい。



もしこれをやって無い武者は、まだまだ経験が浅い武者でしょう。



その仕掛けとは、何だと思います?



答え言うとね、『なあんだ~』と思うかもしれませんが、これって非常に大事です!



その答えは…



レポの最後に発表しますので、レポを見ながら考えてみてくださいね。










桶狭間の史蹟


さて、現在桶狭間古戦場といわれる場所は2ヶ所あり、そのひとつが名古屋市緑区。



もうひとつはお隣りの豊明市です。



私的には両方とも桶狭間古戦場だと思います。



ただ、歴史ファンの中でも論点がズレてて、皆が知りたいのは、



・今川義元の陣がどこにあったのか



・今川義元がどこで討たれたのか



この2つだと思います。



義元の陣跡&討死場所 = 桶狭間古戦場



ではありません。



織田軍と今川軍が戦ったであろう広範囲が桶狭間古戦場なんです。



まあ、この辺を語るとキリがありませんが、そんな場所での歴史祭りです。









緑区桶狭間古戦場祭り2015出陣


今回はおなじみのハマン殿(今川義元)と、後はメルマガなどの一般公募の方々との出陣。



桶狭間古戦場保存会・アメリカ支部のレスさんという外国人も参陣してくれました。



甲冑は御貸具足(おかしぐそく)があるので大丈夫!



愛知って、もはや武者行列は【見る】時代ではなく、【ヤル】時代なんです。










愛知県のゆるキャラ


今回は名古屋市と周辺の自治体からのゆるキャラの皆様も参陣。



愛知にもいろんなゆるキャラがいますね。



やはり地元のおけわんこも人気です。









桶狭間の武者行列


さて、仕事します!



歴史の教科書にも出てくる桶狭間古戦場の現状は、名古屋でも指折りに地価が上昇している閑静な住宅街。



何もない普通の日に勝鬨なんて上げれませんからね。



でも、お祭りの時はガンガン行きます。









今川義元公

桶狭間古戦場祭りのイベント


あと今川義元公による○×クイズや各隊の紹介など、やはり人が集まりますね。



また一般の人でも手作り甲冑をいろんなところで作る事ができるのが愛知の魅力。



素材もアルミ、強化プラスチック、ダンボ-ルなど様々。



そして予算も様々…



でもね、私もそうですが、自分の手作り甲冑って、宝物でもあります。



買ってもいいのだけれどね。







さて、模造刀クイズの答えですが…



わかりましたか?



正解は、こちら!










武将隊の刀


全国各地の武将隊を含め、経験豊富なマイ甲冑武者は、まず木製の竹光を持ってイベントなどに出ます。



次に竹光が無い場合、アルミの模造刀を持っていきますが、先端、つまり切先部分をヤスリ等で研いで必ず丸くしています。



なぜかというと、答えはシンプル。



尖らせておく必要が無いからです。



尖らせておくと、この先端部分が結構、鋭く、刺さる事もあるからです。



刀の使い方はいろいろあって、私はお客さんと記念写真を撮る時など、小道具として使います。



その方が喜んで頂けるからです。



そんな時、先端部分を丸くしておけば、模造刀でケガする事はまずありません。



逆にたまにいるのですが、先端が尖ったままのアルミの模造刀を平気で抜いて、ポージングや殺陣を平気でやっている武者は、危なっかしくてしょうがない。




まだまだ経験が浅い証拠。



なので、アルミの模造刀を持って出陣している武者の人は、先端を研いで、丸くしておくことをオススメします。



それがイヤなら絶対に人前で刀を抜いてはイケマセン。










桶狭間万灯会


ということで無事に終わった緑区桶狭間古戦場祭り。




この後、日が暮れてから桶狭間合戦の戦死者を同じといわれる約3,600個のペットボトル灯篭が大池に並べられて、戦死者の供養が行われました。




いつも思うことは、歴史祭りでは武者は花を持てますが、その影にはスタッフの方々をはじめとする実行委員会の皆さんの御支援があるということです。



これはね、忘れてはいけませんね。感謝です!



ということで、出陣の皆様、桶狭間古戦場保存会の皆様。お疲れさまでした!



あと、応援に来てくれたエミリーさん、のんのんさんも有難うございました。



うたうたい青山さんも頑張っていたし! ^^



またこれからもメルマガ等で、一般公募で武者行列体験も公募したいと思います。



これは私の気分的なものも大きいのですが(笑)



ということで、有難うございました!




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