【足助城レポ 18 】
紅葉スポット・香嵐渓の約半分は、飯盛山城という山城なんです。
これってあまり気づかれていない事なのかもしれません。
公園整備されている真弓山城に対して、飯盛山城は、城としての整備はほとんど行われていません。
しかし所々に遺構?みたいなものも残り、あとは想像でカバー。
↑ こうした削平地を見ると、曲輪に見えますね。
登ってくる敵を撃退するスペース。
または食料庫や武器庫といった建物があったのかもしれません。
↑ここもまた人工的な削平地。
こうした削平地がいくつかあります。
全体的な縄張は分かりませんが、削平地の配置から縄張りを想像してみるのもよいかもしれませんね。
↑ 頂上に着くと、一段と高い平地があります。
本丸でしょうか?
現在は休憩所になっており、一息つけますね。
↑ 現在は木々が生い茂っていますが、もしこれらの木々が無いと、周辺をぐるっと見渡せます。
公園整備された真弓山城も見えそうです。
またこの飯盛山城が、本来の足助城と呼ばれていた足助氏の本城だったという説もあります。
そういえば地図で見てみると、飯盛山城を覆うように川が流れていますよね。
天然の堀みたいにも思えます。
その辺の地形を踏まえながら、山城も楽しんでみましょう。
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