【岐阜城レポ 23】
さて、いよいよ岐阜城の天守です。
時代を見てみますと、岐阜城は慶長六年(1601)に廃城となり、天守、櫓などは近くの加納城へ移されました。
その後、
・明治四十三年(1910)に復興天守を建造。
・昭和十八年(1943)、復興天守が焼失。
ということで、現在の天守は昭和三十一年(1956)に再建されたものです。
鉄筋コンクリート製。
中は資料館になっています。
↑ 明治末期に復興天守が建造されましたが、石垣は信長時代のものが積みなおされて使われました。
積みなおしとはいえ、これも貴重な史跡ですよね。
で、
昭和の再建時には、鉄筋コンクリートで再建されるワケですが、石垣保存のために天守の重量は天守下の岩盤がすべて引受ける様に建てられたとか。
つまり石垣への重量負担が、かからないように建てられているそうな。
(・∀・) ?
ということはこの石垣って、見せるだけのもの?
本来、石垣には積み方がありまして、この様な野面積みでも、地震の揺れを吸収する方法で積まれるのです。
その積み方ができない?
まあ、いいか。
↑ さて、天守には入場料が必要です。
・オトナ ¥200
・小人 ¥100
つまり有料施設ということですが、それに見合う価値はありますので、岐阜城へ来たら、この天守は必ずチェックしましょう。
↑ あと、天守だけではなく、資料館との共通入場券になっています。
この資料館は天守の後のほうにある別建物。
あとでチェックしましょう。
↑ ということで4F構造の岐阜城天守。
どの階もテーマがあり、歴史ファンを楽しませてくれます。
※ 続きを読む → 岐阜城天守1Fは(武具の間)
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