【中村公園レポ その9】
中村公園に隣接する常泉寺 (じょうせんじ)。
太閤山と号す日蓮宗のお寺です。
秀吉が生まれた時、産湯に使用した井戸が残っています。
↑ こちらです。
当時から、こんこんと常に水が湧き出ていたそうです。
秀吉の依頼により、この地にお寺を建立する際、この井戸から名前を付けたとか。
しかし昭和の開発によって、地下水脈が変動し、その水も枯れてしまいました (ノ_-。)
でも平成になって、常泉寺の名前どおり再現が試みられてまた復活!
現在では、またこんこんと清水が流れています。
↑ そして境内。
名古屋市内の寺院にしては広いほうだと思います。
しかし注意して見ないと、秀吉ゆかりのお寺ということすら分からないです。
↑ 秀吉手植えの柊 (ひいらぎ)
この柊には、次の様なエピソードがあります。
天正十八年(1590)、小田原攻めが終わり凱旋した秀吉は、この地に一泊します。
そして加藤清正、小早川隆景を呼び出し、この地にお寺を建立するように命じます。
ふと見ると、自分が昔植えた柊が大きく育っていました。
そこで秀吉は自らの手で、竹を建ち添えました。
以来、幹が衰えても下枝が育ち、現在に至ります。(今で5代目だとか)
↑ そして銅像シリーズでも紹介した秀吉像。
中村時代のものではなく、これは晩年の姿ですね。
産湯井戸の前に建っています。
↑ こうしてみると結構凛々しいですね。
常泉寺でのチェックは3つ!
・銅像
・産湯井戸
・柊
コレだけでも訪れる価値はありそうですね。
続きを読む → 妙行寺(加藤清正生誕地)
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