明日の記事から、
豊臣秀吉ガイドブックを攻略せよ!をスタートします (=⌒▽⌒=)
織田信長、徳川家康ガイドブックを作った時、『秀吉は無いの?』というギモンも多かった今回の企画。
それもそのはず、愛知県(尾張・三河)には、秀吉ゆかりの地があまり無いんです。
なので二年後に発行となりました。
そして気になるその内容と感想を言いますと…
デキはいいんですが、少し変な方向に走っている部分もある。 (-"-;A
いろいろ問題が多いガイドブックです。
その問題点を挙げますと、
(1) なんのガイドブックか途中で分からなくなる。
まず、信長、家康に比べ、秀吉ゆかりの地は愛知県には少ないんです。
ということで今回のガイドブックは、秀吉ゆかりの人々の史跡も紹介して、それをカバーしています。
なので、途中から、『何のガイドブックだっけ?』
と、混乱したりします。
(2) 製作者側のキモチよさでガイドブッックを発行している
ガイドブックを作る以上、それなりの数の史跡が必要です。
なのでとにかく【秀吉】をキーワードに、それなりの数の史跡を載せていますが、ガムシャラに意地になって史跡を掲載している部分もある。
例えばゆかりのお寺がある。
それはそれでいいのですが、非公開の書状とか品々があって、一般には見せてくれません。
そんなとこ行ってどうするの? (;^_^A
というカンジのところが結構あったりします。
史跡を掲載した研究資料としてはピカイチですが、それが、
【エライ学者さん、研究者に向けてのガイドブックなのか?】
【それとも一般の歴史ファンに向けてのガイドブックなのか?】
よくわからんです。
(3) アクセスが難しい
今回もやはり『●●駅から徒歩▲分』とかでしかアクセス書いていない。
・どの方角に向かえばよいのか?
・そして単にそちらへ歩けば着くのか?
有名な史跡ならいいですよ。
道の途中に看板ありますから。
でもマイナーな史跡は調べないと不可!というところがあったりします。
(4) まとまっていない。
同じ市内にある史跡でも、巡るコースが違うと掲載ページも違う。
どういうことか?
1、例えば、『日吉丸コース』を回ったとします。
2、がんばって全部回りました (^▽^;)
3、しかし違うコースに、日吉丸コースで行ける史跡が書いてある…
またやり直しか! (`・ω・´)
なんてこともあるんです。
(5) 抜けが多い
今回のコースのひとつに、『天下分け目・小牧対陣コース』というのがあります。
小牧・長久手合戦の城、砦跡を記載してあるんです。
しかしこれが抜けが多すぎる。
このガイドブックに載ってる、城、砦跡を回って、
『これで小牧長久手合戦の陣跡を踏破したぜ!』
なんて思ってしまってはイケナイ。
まだまだ石碑が建っていたり、遺構が残っていたりする陣跡はあります。
愛知県の方なら分かると思いますが、このガイドブックの地図には、凄まじい縮小がかけてあります。
地図のスペースは十分のはず。
なのになぜ記載がないのか?
これもよくわからんです。
ともあれ、中には歴史的に有名な史跡もたくさんあるので、価値は十分あるでしょう。
でも分かりづらいところは、改善していかなければならない。
なので、
(1) 今回も史跡をひとつずつ、外部リンクの詳細地図付きで紹介します。
(2) ガイドブックに載っていない秀吉ゆかりの史跡もあるので、パワーアップキットとして掲載します。
ということで明日からのレポをお楽しみに!
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