【徳川家康ガイドブック・名古屋城を攻略せよ!その29】
名古屋城天守の東北側に不明門という門があります。
今は思いっきり開いていますが、この門はかつての本丸御殿の大奥に通じる
門だったので、厳重に施錠されていました。
なので通称・『あかずの門』とも言われていました。
しかし施錠だけでは心配です。
ということで更なる源重さを想わせる工夫が施されているんです。
そこで、この不明門の軒を見てみると…
( ̄□ ̄;)
こんなカンジでトゲトゲが出ています。
これを『忍び返し』といいます。
今では錆びて手で掴めそうですが、もしこれが研ぎ澄まされていたら…
忍者も必死ですよね。
↑ この忍び返し、天守にも施されています。
名古屋城の大天守と小天守が繋がっている渡り廊下みたいなところを外側から見てみると…
Σ(・ω・;|||
やはりあるんです。
この大天守と小天守の間にはこの忍び返しがビッシリとあるので、【剣塀】とも呼ばれています。
この辺一帯は空襲で燃えてしまいましたが、忍び返しまで再建されるとは!
当時はあったのでしょうかね?
なかなか注意しないと気付かない忍び返し。
これも天守に入る前にチェック!
※続きを読む → 萌える!名古屋城天守