【徳川家康ガイドブックを攻略せよ!】 (三河武士のふるさとコース)
個人的に徳川家康ガイドブックで一番興味があったのが、この(三河武士のふるさとコース)です。
岡崎市中心に、三河武士団のお城が点在しています。
そこで、史跡めぐりを始める前に再確認!
当時の戦国武将は、ほとんどが『城持ち豪族』だったのです。
百姓出身といわれる木下秀吉や、僧侶だった安国寺恵瓊という例外はありますが、ほとんどの武将は年貢が取れる所領(村など)をいくつか持っていたんですね。
そしてその拠点として『城』に住んでいたのです。
ところで城と聞くと、
↑ こ~んな彦根城とかを想像したりします。
しかしこれらは近世城郭と言いまして、天正~江戸時代時代に築かれたものです。
彦根城自体、関ヶ原合戦後に築かれましたし。
もともと城とは、『土』 『成』と書きます。
つまり、村々を束ねていた有力者の屋敷周辺に【堀】を掘り、そこで生じた土を盛って土塁にした程度のものが【城】だったのです。
家康家臣団の武将たちのほとんどは、江戸時代に大名として名を残していきますが、もともとは土の城に住んでいた豪族。
家康の徳川氏(松平氏)も、もともとは三河山間部にいた豪族なのです。
そしてウレシイ事に、現在でもその一部が残っていたり、場所が確定して石碑が建っている城がたくさんあります。
場所については議論されているところもありますが、それは有識者にお任せして、我々は純粋に武将たちが住んでいた【現場】を楽しんでみましょう。
そして徳川家康ガイドブックでは、それらの武将たちの城へ行く前に、岡崎城内にある
【三河武士のやかた家康館】に行く事を推奨しています。
↑ これがそうですね。
なぜかというと、【三河武士のやかた家康館】はその名前の通り、家康はモチロン、三河武士団
の展示品も多くあります。
まず予備知識を付けてから出発ということですね。
あと地の利も見逃せません。
この【三河武士のやかた家康館】、つまり岡崎城から見て、武将たちの城が、北グループと
南グループに分かれています。
なのでココを拠点にして回ると分かりやすいのです。(=⌒▽⌒=)
という事で、三河武士団のふるさとの城めぐりの前には、必ずチェックしておきたいポイントですね。
【住所】 〒444-0052 愛知県岡崎市康生町561番地 (岡崎城内)
【地図】 http://www.its-mo.com/z-125830843-493782478-16.htm
【開館時間】 9:00~17:00まで(ただし、入館は16:30まで)
【休館日】 年末年始(12月29日~1月1日)
【料金】
大人(中学生以上) ¥350
小人(5歳以上) ¥200
※団体割引や岡崎城天守とのセット券もあります。詳しくはコチラのサイトでチェックしてください。 ↓
※続きを読む⇒ 井田城 (酒井忠次生誕地)
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