戦人塚

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桶狭間合戦の戦死者は、織田・今川両軍合わせて数百人とも数千人とも伝わります。

桶狭間合戦の戦死者は、古戦場に作られた【七つ塚】という７ヶ所に埋められましたが、それ以外にも多くの方が亡くなっていたんですね。

なので【七つ塚】とは別に作られた塚がこの【戦人塚】（千人塚とも）です。

古戦場を臨む山頂にあり、現在では国指定史跡となり、国道１号線から看板も出ているので、迷わず訪れる事ができると思います。

塚は合戦直後に作られましたが、石碑は元文四年（１７３９）の合戦百八十回忌の時に健碑されたものと伝わります。

あとこの戦人塚は正面から見るだけでなく、ぐるりと後ろに回ってみましょう。

すると正面からでは、なかなか分からない塚の規模が分かります。

かなりの大きさなので、多くの戦没者が埋葬されている事を想わせますよね。

これらの塚を見るだけでも、当時にしてはかなり大きな規模の合戦だったと思います。

哀悼の念をもって訪れたい史跡です。