桶狭間合戦の話は今回で終わりです。
5月から約半年間のレポでしたが、いかがでしたでしょうか?
教科書にも載っている有名な桶狭間合戦。
なので、今まで多くの本や講談、ドラマが描かれてきたものを、今回【地元レポ】という形で表現してみました。
じつは今回書ききれなかった世間にはあまり知られていないもっとディープな桶狭間合戦の話がたくさんあります。
たとえば、
・織田信長が計略で今川方の武将を葬った話。
・村木砦の戦い以外にもあった!桶狭間の前哨戦。
・その前哨戦の部隊となった幻の山城。
・仮説!実は【おけはざま山】はまったく別の場所だった?!
・合戦後、なんと敵方である尾張に住み着いてしまった今川軍の兵の話。
・今川陣中に姫がいた?
などなど。
しかしあまりディープすぎると、まだ歴史始めたばかりの方がついてこれなくなってしまうので、今回はアッサリめにまとめました。
またサイトなり、ブログなり、今度は上級者向けに専門的&ディープな場を設け、発表できればと思います。
あと、何度語られても未だにナゾが多い合戦ですが、現場に足を運んでみる事によって、見えてくるものがあります。
桶狭間の多くは住宅地と化してしまいましたが、大高城、丸根砦、鷲津砦などは国の指定史跡となりましたので、これ以上開発はされないでしょう。
そんな【現場】に足を運び、歴史に浸る…私にとって贅沢な時間です。
関ヶ原レポでも書きましたが、歴史を知らないという事は、これから楽しむ部分が残されているという事。
なので【楽しむ歴史】という観点を忘れないでほしいです。
歴史への入り口は何であれ、まずは歴史に触れてみる事が大事だと思います。
正しい歴史認識がどうというのは、その次ぎでもよいのではないでしょうか?
あと、なぜ私がこのブログを始めたかというと、理由は2つあります。
① ひとつは愛知県在住の方、あと他県の歴史ファンの方で、愛知県に史跡巡りに来て頂いた方々に、できるだけ満足度の高い旅にしてもらいたいからです。
他県、遠方の史跡巡りって、それなりに時間とお金を使うじゃないですか?
なので、できるだけ満足していってもらいたい。
少しでもディープな史跡を巡る事ができれば、【現場】でより歴史に浸ることができます。
どうせ少なからずの時間とお金使うなら、より中身を濃厚にできればウレシイですよね。
② もうひとつは、歴史【とくに戦国史】って、いろんな楽しみ方があるので、それを多くの方に知ってほしいという事です。
わかり易く言うと、私のプロフにある【静】と【動】の活動。
ゲームや小説読むだけが【趣味の歴史】ではなく、
・現場に赴く史跡&お城巡り
・自分のお気に入りの武将グッズを集める
・ナゾに包まれていることをいいことに、散々自分なりの仮説を立て楽しむ (よい意味で)
・甲冑着て歴史ゆかりのお祭りに出る。
・甲冑着て【現場】に赴き歴史に浸る。 (職務質問されない様に注意)
などなど、そういう【趣味の歴史】ってアリなんですよね。(=⌒▽⌒=)
私もそんな事やってたら、自然にいろんな戦国のジャンルの仲間達が増え、生涯にわたって続けられるんじゃないかと思うくらい楽しい趣味になってしまいました。
それらを伝えたくてブログをはじめました。
最後になりましたが、今回のレポを書くにあたり、多くの方に支えられました。
私が所属する東海古城研究会の皆様。
聞き込み調査のご協力頂いた、桶狭間の地元住民の方々。
郷土史研究家・梶野 渡氏
原稿の掲載許可を頂いた浅井 敏氏
城攻めやクライマックスシーンの撮影に協力していた、織田雄謙殿をはじめ甲冑仲間の方々。
あと、いつも貴重なご意見やコメントを頂いた、零様、Tomy様、さくらまる様、アイアイ様、ととやんだやす様、をはじめ、多くのアメンバー&読者の方々。
あなた達のおかげで無事レポを終える事ができました。
有難うございました。
次ぎのレポはまだ何も考えていませんが、お祭りシーズン終わったら、早速また何か書きたいと思います。(←オイ!)
歴史ファン、戦国史ファンの方々に喜んで頂けるようなレポを書ける様に頑張りますので、これからも宜しくお願いいたします。
あなたの【趣味の歴史】が、もっと楽しいものになりますように!
ひで@れきしびと
最後に『ポチッ』と応援してくれたらウレシイんだな~(=⌒▽⌒=)
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