ピアノを練習し過ぎたり、何らかの原因で
手や肘などに痛みが出る事がありますえーん


私の生徒さんも
曲が少し難しくなった時に
肘や手首周りに痛みを訴える事があります。



先日、ある医学博士の先生の講義を拝聴してきましたメモ

腱鞘炎とは、
手の痛みの中でも3割程度。
起きる場所も5指の付け根付近と親指から伸びる手首の付近だけなのだそうです。

手の中で、
腱は浮かないようにトンネル状の鞘に収められています。
指を動かす度に腱が動き、
それが一時的に過度になり、
鞘が擦れて痛むのが腱鞘炎。

詳しくは専門書をお読み頂くとして、
まだ手の小さいお子さんや
ピアノを始めたばかりの大人の生徒さんが
オクターブや音程幅の広い和音に沢山出会う時に

「手が痛いんですぐすん

と仰ることが多いように感じていました。


講義では
普段、ピアノから離れた時でも
親指と小指を広げるストレッチをしたり、
別のテクニックの練習に変えて
痛みが軽減するまで様子を見たりするのも方法だと教わりました。


私も10年程前に右手を痛めました。
突然右手の甲の中指付け根の周りが赤く腫れ上がり、
当たると火に触れたように痛み、
動かすと電気が走るように痺れる状態でした。

慌てて掛かりつけの整形外科に駆け込みましたが
休ませるのが最大の薬、と言われ
練習しないで下さい、との診断。

でもその時はコンサートを控えていましたので
休めませんえーん

いかに、「弾きながら」治していけるか。


インターネットで検索し、
横浜の市立病院で診察されていたある先生の元を
藁をもつかむ思いで伺いました。

そして、数ヶ月の通院後、
腫れも痛みもおさまり、
どうにか練習を重ねてコンサートに出演が叶ったのですが、
治療は主に腕のストレッチを課された程度でした。

椅子に両手の手のひらをつき、
腕の屈筋を伸ばすように
ゆっくりと体重をかける。

今度は反対に手の甲をつき、
伸筋を伸ばす。
これを練習後に数分ずつ。

キツネ🦊につままれたような気分でしたが、
その後、現在に至るまで
再発はしていませんキラキラ
ハードな練習が続くときは
必ずそのストレッチをする程度です。



たまたま、このストレッチが私には合ったのだと思います。
全ての痛みに効くものではなく、
何か原因が別にあることもあります。


ただ、自らの体験から
痛みを訴える場合はもちろん、
予防策としても
そのストレッチは生徒さんたちに伝えるようにしていますニコ音譜


手のケアは練習と同じくらい大切なのだと学びましたビックリマーク





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