スタジオをやっていると、必ず聞かれることがあります。
「ストロボとLED、どっちがいいですか?」
結論から言うと、私は両方使います。
でも、基本はストロボ派です。
理由はシンプルで、
「安定しているから」です。
室内撮影、特に白ホリになると、
光の安定性がすべてになります。
少しでも色がズレると、後処理が一気に面倒になる。
だからこそ、私はストロボを選びます。
特に使っているのが
Profotoのストロボです。
正直、高いです。
本体も高いし、アクセサリーも高い。
でも、それでも使う理由があります。
発色が安定している。
色温度が変わらない。
そして、壊れない。
この3つは、現場では本当に重要です。
プロの現場で多く使われている理由も
結局ここにあると思います。
一方で、LEDも使います。
特に水中撮影では、完全にLEDです。
理由はこれもシンプルで、
「見えるから」です。
水の中は予測が難しい。
被写体の動きも、光の入り方も、毎回変わる。
そんな中でストロボだけでやるのは、かなりシビアです
だから、常に光っているLEDの方がやりやすい。
現在は200WクラスのLEDを用意して、
カメラマン同伴のお客様でも安定して撮影できる環境にしています
最近のLEDはかなり優秀です。
例えば200Wクラスでも、
CRI(演色性)が95以上のものも多く、色の再現もかなり良くなっています。
ただし、万能ではありません。
ストロボのメリット・デメリット
**メリット**
* 圧倒的な光量
* 動きを止められる
* 色温度が安定
**デメリット**
* セッティングがやや複雑
* 撮ってみないと分からない
* 動きのある現場ではシビア
LEDのメリット・デメリット
**メリット**
* 見たまま撮れる
* 初心者でも扱いやすい
* 動画にも使える
**デメリット**
* 光量が足りない場面がある
* ストロボほどは“止まらない”
* 機種によって色のバラつきがある
結局のところ、
「どっちが上か」ではなく、
「どこで使うか」だと思っています。
白ホリのように完成度を求めるならストロボ。
水中や動きのある現場ならLED。
そして最近は、その境界も少しずつ変わってきています。
例えば
Profoto L1600Dのような機材は、
LEDなのにストロボ並みのパワーを持っています
つまり、
「ストロボじゃないと無理」だった領域に、
LEDが入り込んできている。
とはいえ、現場で使っている感覚としては、
まだ完全に置き換わることはないと思っています。
結局最後は、これです。
「安定して再現できるかどうか」
どんなに新しい機材でも、
毎回結果が変わるなら意味がない。
だから私は、少し面倒でも、
扱いがシビアでも、
ストロボを選び続けています。
そして、水の中ではLEDを使う。
シンプルですが、
それが今の自分にとって一番しっくりくる答えです。










