昨日の記事、 『コトバは変わる』 では、時と共にコトバが変わっていくということをお話ししました。   b( ̄▽ ̄)
 
英語の大きな変換期はいくつかありましたが、最近の変換は、シェイクスピアによってもたらされた、ということもお話しました。
 
 
 
もちろんコトバの変化は、常に起こっています。
 
しかし、その変換が大きく舵を取ることがあります。
 
 
 
例えば、日本で言えば、今の中国と関係を持ち、中国から文献を含む文化がもたらされたとき。
 
 
今、私達は 『漢字』 という文字を使っています。
 
平仮名も、カタカナも、この中国から輸入された文字から派生したモノです。
 
 
『漢字』 と言いますが、何も全てが漢の時代のものではありません。
 
様々な時代・・・ 呉、漢、唐、宋など、様々な時代にその時代のものを輸入しました。
 
もちろん中国語も時代によって変化していました。
 
しかし日本では、変化する前のモノもしっかりと保ちながら、新しいモノも取り入れたのです。
 
それぞれの時代の読み方に特徴があり、それらが混在すること、加えて日本語のオリジナルの単語に当て読みしたことで、日本語の漢字の読み方は、本家である中国のそれより遙かに複雑になりました。
 
 
【 ・・・ここら辺の詳しいお話は、長くなるので割愛させて頂きます・・・   b( ̄○ ̄; 】
 
 
 
日本は、中国からたくさんのコトバを輸入しました。
 
と同時に、新しい 『概念』 をも輸入しました。
 
 
 
例えば・・・     b( ̄○ ̄)
 
 
 
古来、日本には、 『自然』 という概念がありませんでした。
 
全ての事象は 『八百万 (やおよろず) の神』 の仕業だったんですね。
 
そこへ、文字と共に、 『自然』 という概念が輸入されました。
 
 
 
このように、コトバと共に新しい概念が入ってくるというのは、何も日本語に限った話ではありません。
 
 
たとえば、英語の 「Entrepreneur」 という単語。
 
これは 「起業家」 という意味です。
 
フランス語から輸入したコトバ。 つまり、本来、英語を使っているところには 『起業家』 という概念はなかったんですね。
 
 
・・・有名な笑い話。
 
某大国の、時の大統領、ブッ○ュJr.が言いました。
 
「フランスには、起業なんていう概念がないんだ。 そもそも、起業家ということば、Entrepreneur というコトバすらなかったんだから!」
 
・・・そう、○ッシュ大統領は、Entrepreneur という単語がフランス語から輸入されたモノだと言うコトを知らなかったんですね~
 
で、自分とこの国が経済大国であることを鼻に掛け、フランスをバカにしようとした・・・
 
で、赤っ恥を掻いた訳です。     ( ̄ー ̄;ゞ
 
本来、起業家という概念がなかったのは、フランスではなく、自分とこの国だったんですね~!
 
 
 
・・・・・・。   ( ̄― ̄;
 
 
 
ブ○シュは置いておいて。
 
 
 
このように、コトバの変化は、その国の概念を新しくしていくのにも一役買っていました。
 
 
 
今の日本では、それこそ 『自然』 と言うコトバが外来語だと思う人は、よっぽど言語マニアでない限り、あまりいないと思います。
 
それでもカタカナで表される言葉なんか、最近入ってきた外来語が多いですから、基本、外来語だという意識を持って使っている。 ・・・はず。
 
その中には、やはり、それまでの日本にはない概念であるが為に、やむなく外国のコトバをカタカナに直して使っているモノが少なくありません。
 
 
silkymilk が働いている、コンサルタントの会社・・・ このコンサルタントというのも、それまでの概念ではしっくり来るモノがないので、なんとなく定着してきています。
 
その他に、たとえば洋風の宿泊施設は、『旅館』 ではなく 『ホテル』 と呼ぶ。
 
実はホテルと旅館という呼び名の間には、トイレの数とかの決まりがあるらしいですが、一般人にはそんなの浸透していない。
 
なんとなく、和風だったら旅館。 洋風だったらホテルのように、あとから何となく、付加の意味を持たせて使っている外来語 (こうなれば 『元』 外来語 と言うべきでしょうか) もある。
 
そうやって、新しい概念が入ってきて日本語が広がっていくのは、とても良いコトだと思います。   (* ̄▽ ̄*)
 
私達日本人の考えの幅も広がっていくということですから!
 
 
 
 
 
でも・・・!!       p( ̄○ ̄;
 
 
 
 
「ねぇ、今日のランチタイムにカンファレンスルームでミーティングするから、何かデリバリーをオーダーしておいてくれない? ドリンクも忘れずにね!」
 
 
・・・っていうのは、どうでしょう。    p( ̄― ̄;
 
実はこれ、昨今のビジネスの世界では、どこでも聞かれる台詞。
 
silkymilk は思うのです。
 
これ、何で・・・
 
 
「ねぇ、今日の昼休みに会議室で打ち合わせするから、何か出前を注文しておいてくれない? 飲み物も忘れずにね!」
 
 
じゃダメなの?   p( ̄― ̄;
 
『ランチタイム』 も、『カンファレンスルーム』 も、『ミーティング』 も、『デリバリー』 も、『オーダー』 も、『ドリンク』 も・・・
 
 
全っ然っっ、新しい概念でも何でもない!!    p( ̄○ ̄;
 
 
何となく聞こえがいいから? 何となく意味がわからなくて曖昧にできるから?
 
 
そう、日本人はこの、『曖昧』 が大好きな人種です。   f( ̄▽ ̄;
 
だから、知らないコトバを連呼されると、なんとなく納得しちゃう・・・
 
 
 
 
 
 
・・・やっとお話がここまで辿り着きました。     p( ̄▽ ̄;
 
 
 
 
 
 
実は今回、何故、silkymilk がこのことを書こうと思ったかというと・・・
 
 
 
 
今回の選挙で、某党が 『アジェンダ』 なるものを出してきましたよね!    p( ̄○ ̄;
 
これ、『マニフェスト』 じゃなくて、『アジェンダ』 だと言い張ってる・・・
 
 
 
大体、マニフェストって・・・
 
 
びっくりしましたよ、silkymilk は。 日本に戻ってきたら、政治家がマニフェスト、マニフェストって・・・
 
 
マニフェストって、政策声明文のこと。 つまり、『公約』 を曖昧に言ったモノ。
 
何で、公約みたいなものを曖昧に言うの???     p( ̄○ ̄#
 
 
 
しかも、この某党、マニフェストを通り超して 『アジェンダ』 などと抜かしてる!    b( ̄○ ̄)ノ゛ バンバン!
 
アジェンダって・・・ 協議する内容、とか、備忘録とか、そんな意味!!
 
何も約束なんかしてない!!
 
この人たち、民主党がこの前、マニフェストを守れなかったっていうのを見て、アジェンダっていう名前を思いついたに決まってる!!
 
そう、いざとなれば 「は? これはアジェンダであって、公約でも何でもないですよ~」 と言えるように!!
 
ビジネスの中では使い始められた言葉だけれど、一般的に凄~く浸透しているコトバかと言えば、アヤシイ。
 
そういう曖昧なところで、国民を騙そうとしているに違いないの!!   p( ̄○ ̄;
 
 
 
 
・・・そういう党が、何と、議席を伸ばしました!!     p( ̄― ̄;
 
 
 
 
 
・・・・・・ silkymilk は、とっても哀しいよ。     (ρ_―。
 
 
 
 
 
ということが言いたかった、昨日、今日の記事でした。
 
思いも掛けないオチですみません。
 
皆様、お付き合い下さり、有難うございます。      m(_ _)m