職場の人と話をしていた際に彼女から言われた言葉が心に重くのしかかりました。

それは、貧乏で国の援助が必要なら子供なんて持ってはいけない。。です。

彼女は、短期間ではありますがスーパーて働いた事があり、WICやフードスタンプを使用する人の対応をしてきたので、自分たちの税金で生きている人が許せないのです。

たまに、こんなに税金を払うなんてと怒っています。

私はKENを妊娠した時に、WIC、メディケイド、フードスタンプにお世話になりました。

当時、これが無ければ破産していたでしょう。

この制度のおかげで、我が家は助かりましたが、彼女の言うとおり、貧乏なら子供は持つな、計画性がないと言われれば、何も言えません。

私は、きちんと働き税金を払っている人達のおかげで生活していました。

でも税金納付者の中では、私達の様な人を心底軽蔑している人も多いと思います。

実際にボスもその様な事を言っていました。

私は、この話が出るたびに複雑な気持ちになります。

どうしても子供が欲しかった。生活が大変で、国に頼るしかなかった私たちが酷く浅はかな人に思われて。。

職場の人の何人かには既にメディケイドに助けられたと話してしまったので、彼女は私に直接は言わないけど、思っていると思う。

これが世間の常識よっと。。

私は、税金を払う事にもこのお金の一部が援助に回る事も気にはならない。。それは、不正受給もしている人もいるかも知れないけど、普通の一般人とは違う生活だから。少なくとも私の周りではそうだった。

アメリカの格差社会を、目の当たりにしたあの時。

きちんとした仕事につきたくとも、経験もスキルも英語力もなくて保険付きの会社に就職出来なかったあの時。

アメリカでは貧乏は連鎖しやすい。

ローンをしても、教養を取れば将来は違うけど、貧乏だから高卒を選んだ人は、就職が難しい。それは日本より深刻だと思う。

色々理由があるけど、きっと中流、上流の生活の人には分からないことだなって感じた。

でも、援助して貰ったことは決して忘れてはいけなし、自立は大切だと思います。

KENの寝顔や笑顔を見て思う。この子に出会いたかったんだって。あのいつかは平等にっていうポスターを漠然とした思いで見ていたあの時の惨めさと引き換えに。。。

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