世の中の見方が180度変わったきっかけ

私が師の元で仏教を教えて頂く前のこと。

「真理」という言葉に何となく違和感がありました。

色々な宗教が争っているのをテレビなどで見たり、知り合いが新興宗教にはまってしまって怪しくなっていったりするのを見てきて…。

「宗教って危険だよな。」と思っておりました。

そして、真理という言葉を聞いても、自分達の考えを正当化するだけに聞こえて、どうも胡散臭く感じていました。

「この世には色んな人がいて、色んな考え方があって然るべき。なのに、どうして一つの考え方に捉われているんだろう？真理などと言っている方がよっぽど視野が狭い気がする…。」

と、当時の私の見識はこの程度のものでした。

そして私は、心理学にNLP、その他諸々の学びをしながら、世の中のことを何となく分かったつもりになっておりました。

私の師である松井先生に出会ったのは、自惚れている自分にも気付いていなかったそんな時です。

松井先生が逗子で勉強会をしているのは知っていましたが、私が興味を惹かれたのは、どちらかと言えば「気功」による体の開発に興味があったからです。

で、参加してみると、仏教の話の方にどんどん惹かれていきました。

今まで持っていた自分の価値観がどんどん剥がされていって、心を丸裸にされるような感覚。

自分のドロドロした部分も見えてきて、とても辛い時期もありましたが、その先にある「真理」というものを知りたくなって、何とか継続してこれました。

私の場合、勉強会で教えて頂いたことももちろん大切だったのですが、松井先生が立ち上げた講座のお手伝いをすることが何よりの実践の場だったように思います。

「些細なことで怒るのは器が小さい」と教えられた後、自分の器の小ささを教えられるような出来事が起きて…。

「悩みがある人は人の悩みを救えない」と教えられて反発したものの、一年後になってから「松井先生の言う通りだった」というようなことに気付かされたり…。

とにかく自分の見識の狭さに気付かされてきた日々でした。

そしてハッキリと認識します。

「真理というものさえ捻じ曲げて、自分勝手に理解していたつもりになって捉え間違えていたのは自分だった…」と。

感情を受け入れることと、感情のままに流されて生きることは似て非なるもの。

何でもありということと、自分勝手に生きることは似て非なるもの。

みんな違ってみんな良いということと、自分の価値観で物事を捉えることは似て非なるもの。

「全てを自分に都合よく解釈していたのも自分だった…」

そんなことに気付いたのは、松井先生が亡くなった後だったのかもしれません。

もちろん今でもまだまだな自分なわけですが、それでも以前とは比べ物にならないくらい世の中の見方というものが変わりました。

人の見方、出来事の見方などが変わり、今まで逆さまの世界に生きていたことに気付いたのです。

でもそれは、普通に生きていたら絶対に気付かないことなのです。

普通に生きていたら誰しも必ず逆さまの世界を生きることになります。

それも、この世の道理で仕方のないことなのですが、そこから抜け出る道もちゃんと準備されているのですよね。

明日、自由が丘会場にて、なおちゃん先生がこんなお話をして下さいます。

【四顛倒☆世界が、私が、ひっくりかえる〜】

https://ameblo.jp/amical-mint/entry-12298131461.html

★2017年8月9日(水)10時半～13時（自由が丘会場）　※講師：薬師寺菜穂

◆仏教編　『逆さまの世界に生きる人間』
・私達が知らずに持つ勘違いとは？
・妄想の世界と真実の世界の違いとは？
・逆さまの世界を引っくり返す四つの真理とは？

◆気功編　『相手をとりこにする』
・これまで学んだ７回の総まとめ「気とは？」
・気を鍛錬する、気を確認する、ペアで遠隔気功実践、相手をとりこにする、坐禅（八正道のひとつ、正定）

【心の勉強会入門編の詳細＆申込みフォーム】

https://www.kokoben.com/kouza/nyuumon/

今の苦しみから逃れたいとか、この世の真理を学んでみたいとか…。

そんな方にこそ参加して頂きたいと思います。

逆さまの世界のお話は、今までの価値観と真逆のことを言われるので理解が難しいものですが、本当に腑に落ちた時、世界の見方が変わります。

まさに見方革命！

そんな体験されてみませんか？(^_-)-☆