完全に起床するまで、大体1時間位は床上でまどろむ時間があると思う。若い頃の様にアホみたいに寝まくる事もできず、体が痛かったり横になっている事が苦痛で目が覚めてしまう事もある。

 

そのまどろんでいる時間に、今日は仕事が無く完全に休みだとおもいこんでいる時がある。あると言うか、子供の頃からある。学校あるのに『今日は休みだ』なんて思い込んでいる時が。

 

眠りから覚めた瞬間は、現実からは遠ざかっていて、目覚めてスイッチが入ると、自分の置かれている現実に気が付く。その現実に対し、前向きな印象を抱くのか、後ろ向きな印象を抱くのかは、起床して活動している時間がその印象を決定付ける。

 

起床したら、自分の希望する現実がこさえられていれば良いけど、そんなのはクリスマスプレゼントじゃ無いかぎりありえない。

 

眠りという脳のリセットは、たまに夢と言う不思議な映画見せてくれる。それが、良いと思える夢でも悪いと思える夢でも様々、自分の事なのに選択権はないのであるが、覚えていれば、自分の精神状態や行動の規範を改めて意識する事ができる不思議な映画だ。

 

夢に関して言えば、高名な偉人たち、それはジークムント・フロイトやカールグスタフ・ユングたちが学問としての根幹を作ったのであるが、人類には普遍的な共通意識があってそれが夢に現れる事もあるというのは有名な話で、私が解釈したのは例えば、この世に核戦争が実際に起きる前兆があったとしたら(極端な例えですまん)、それに事前に気がつける人間たちは複数いるんだろうなと思う。全く同じ夢を見るのではなく、抽象的な夢の結果の解釈が、もしかしたらこの様な事が起きるのではないかと、同じ結論を持つ人がいると思う。こう考えると、人間の能力って凄いですよね。当たり前の様に生活していますけど、高度な知的生命体ですよ(私は何目線なの)。