ブログを85日程度、連載しているのでその分、断酒を継続した日にもなっている。

 

今までの様に断酒を決意しても、結果的に10日程度の禁酒で再飲酒しているという、世界線があるとしたら、今どうなっているだろうか。

 

まず、健康が損なわれていると思う。私の場合には、具体的には、厠に何度行っても、どんなに薬を飲んでも治らない腹痛に苦しんでいるだろう。そして、飲み屋などに払うお金が多過ぎて、金銭的に困窮を極めているだろう。カード払いの、後から分割サービスを使い過ぎて、毎月毎月の支払日の金額に苦しみ、沼にハマっているだろう。

 

私にとって、一番大きなウェイトを占めるであった事に、酒鬱の様な精神状態で過ごした事だ。多くが、飲みの席での”やらかし”が、シラフの時間の自分を苦しめる。めちゃくちゃ気分悪いから、精神安定剤を飲むこともあった。現在は安定剤を飲むことも無くなった。安定剤を飲むと、鬱の様な状態を感じさせなくなる効能があるんだけど、物忘れレベルではなく、何も覚えていない数日とかあったからな。しかも、酒も飲んでるから、相乗効果で記憶のない状態に拍車がかかることもある。

 

他者を顧みず、自分を中心とした無軌道な生活が、健康面、金銭面、精神面に悪影響が及んだ状態の私生活を送っている事になっているんだろうな。

 

とここまで書いてみて、これが再飲酒して、適酒ですまなかった場合の世界線の予想なんだけど、割と率直に『自分落とし』をしてみた。自分で自分のことを落とす様は、自虐的で心持ちは良く無い。

 

酒で、どうでも良くなる気分が無くなった事の弊害として、本当は弊害と思わなくてもいい様な事かもしれないけど、日々の疑問に対しての答えが欲しい時がある。その疑問をあげつらってしまう事は、オブラートに包む事が必要になる。なぜなら、ボロクソに言ってしまいそうだからなんだ。だから、当たり障りのない様なことしかブログには書けないよね。

 

私の人生は、若い頃から、他人に虐げられて、否定されて、形成されて来た。だから、自分の持っているアイデンティティは、間違っているのかと思って来た節がある。露骨に思想矯正をされる場合もあった。しかし、アイデンティティの形成は、古代の先祖たちから脈々と受け継がれて来ている事で、間違っていない事に気がついた。当たり前だけど、それは本来持っている良い事なのに、長期間に渡り酒でぼやかして来たんだろうなと。

 

その視点を、蔑ろにされたくない。私の考えている事や行動は、自分にとって自分を信じる事ができる視点なのです。