大晦日。
今年もたくさんの人と出逢った。
たくさんの役と出逢った。

今年は初めて立つ劇場も多かったな。
脚本も演出も出演者もスタッフさんも大事だけど、同じくらいどの劇場で何をやるかっていうのも大切だと思う。
いろんな小屋の板の上に立てて楽しかったな。

少し振り返ってみよう。

「アマテラス」
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念願の少年社中でした。
太郎のホームで太郎と共演出来たのも嬉しかったし、劇団員が皆さん本当にいい人で。毛利さんの少年のようなアイデアが大好きなのでした。

「龍よ、狼と踊レ」
「人狼TLPT✖️新撰組」
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ふみやさんの作るファンタジーが好きで、出てる役者が好きな方ばかりで、堀部さんのヴィジュアルが俺好みで。楽しかった。
久しぶりの武田さんはなんだか前より新撰組が好きになってて。人狼クロス、奥が深い。回を追うごとに役が育つ。

「ナイスコンプレックス」
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ナイコンさんの作品は心にズシンと刺さる。木村さんの繊細さと熱意をもろにくらう。演劇やってるな、と。これだから芝居はやめられない。

「人狼TLPT✖️新撰組外伝〜払暁の狼〜」
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さっきも言ったけど、人狼クロスは奥が深い。長州藩最高だった。払暁の千穐楽で、晋作と生き残れたことが一つ成し遂げた感覚があって、桂を生き抜けたなと。そして新撰組での千穐楽。3回目にして、武田としての一つの人生を形に出来たかなと。
またやりたいがやりきった感が凄い。

「遠い夏のゴッホ」
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初のシャトナーさん。もう大好き。繊細な内面からは想像もつかない大胆な演出。細部までこだわり抜いて創り上げる世界。新しい感覚との出逢いがありました。

「四月は君の嘘」
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とにかく原作が素敵で。若い力に溢れていて。キラキラしてた。忘れかけていたものをたくさん教えてくれた。人生が彩られた。

「野良犬達のBALLAD」
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久しぶりの町田演出。いい意味で変わらぬ独自のかっこよさを追求していて。自分にない引き出しと持っているものを融合させていく作業が楽しかった。

「じゃじゃ馬ならし」
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シェイクスピア。滾るよね。役者として一度は挑みたい作品。それをふみやさんが調理して。先程ふみやさんの創るファンタジーが好きと言ったけど、それを遥かに超えてきた。益々ふみやさんを大好きになった作品。いいカンパニーだったな。


「浪漫活劇譚 艶漢 第二夜」
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待望の新作。安里は常に俺の中にいて。きっとこれからもこの身体と心の何処かに住み続けて。安里の生涯を見届けたい。演じきりたい。そう思える人物。また逢える日を願って。



こうして振り返ってみると、本当に一つ一つの出逢いが宝物で、作品のどれもが愛しくて、今年も芝居が出来て幸せな一年だったな。


2018年も板の上に立ち続けていたい。
今年もお世話になりました。
たくさんの応援ありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願い致します。

三上俊