幕が降り一週間が過ぎてしまいましたが、ようやく落ち着いたので少し。

カジュアルミーツシェイクスピア
「じゃじゃ馬ならし」
こんなにも幸せな舞台を一緒に創って下さり、ありがとうございました。

35歳 最後の舞台。
36歳 最初の舞台。

かねてより、ふみやさんに出演を熱望していたこのシリーズ。
出たい出たい出してくれと言い続けてやっと叶ったこのシリーズ。
また一つ夢が叶った。
何度も何度でも言うけど、言霊ってある。
願って動けばきっといつか叶う。

そう信じて日々を過ごしている三上なわけですが、まさか主演をやらせていただくことになるとは露ほども思わず。
開けてビックリペトルーチオ。

シェイクスピアって聞くと、観る側もかもしれないけど、やっぱり役者は一度身構える。何度も何度も、何人も何人もが同じ作品同じ人物を多種多様に演じているわけで。解釈も読んだ人の数だけ存在するわけで。

今回は原作を元に稽古を始め、演者同士、演出家とそこの辺り深めながら創っていけたのが、本当に楽しかった。
そしてそれを、あの様に纏めたふみやさんの手腕に脱帽。

いやー本当に楽しくて幸せな公演だった。
挑みがいがあったし、周りとの空気の奪い合いだったり、ケイトを文字ではなく、芝居で飼い慣らそうと必死になりました。
やっぱりシェイクスピア凄い。
芝居って奥が深い。
もっと芝居したい。そう思える公演でした。

喜劇でも悲劇でも、現代劇でも古典劇でも、我々のやることは変わらず、1人の人間(たまに人外だったりするけど)を生きること。
それって結局自分の中での作業だったりするし、みんなで創るとか、誰かの為にっていうのはもちろんあるんだけど、そうした中で時々これは何の為にやってるんだろうとか、本当に何かの為になっているのだろうかとか思うこともあり。

けれど、今回一つの作品をみんなで創って、客席と一つになった時、なんだか名前の付けられない物凄く意味のあるものを見つけた気がしたのです。
いつも感じていますが特に、特別な何かを。

全ては一緒に作品を創って下さった皆様のおかげです。

いつも支えて下さり、応援して下さり、劇場にお越し下さりありがとうございます。

お手紙やメッセージ、プレゼント、いつもいつも三上の力になっております!!

本当にありがとうございました!

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また後日もう少し書きます。