2016年4月3日終幕。
漫画原作の舞台化として、いつの日か伝説になり得る作品だったと思う。
尚月地先生の描く美しい世界がその礎となっているのは言うまでもないことだが、その艶やかなる全てを現実に起こせると挑んだ制作、立ち上げたほさかようさん、力を貸して下さったスタッフの皆さん、そして信じた我々演者たち。
全てが一つの方角を目指し、共有し、そして辿り着くことが出来たのだと思う。
演劇の目指すべき所だし、口で言うのは容易いけれど、なし得ることはなかなかに難しい。そんな奇跡を起こせたカンパニーだった。
こんな想いで演じたとか、こう作ったとか、もちろんいろいろ悩んだことや達成感
、その他諸々あるけれど、語るまでもなく全てを板の上に置いてこれたなと。
この作品に関われて本当に幸せでした。
たくさんのご来場、応援ありがとうございました!
またいつかお会いできる日が来ることを願っております。
吉原安里/三上俊