ご来場…ご視聴ありがとうございました‼︎

役者を続ける限り、挑戦し続けたい。

今回のジオラマという作品は挑戦の連続でした。

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パンフレット撮影で一人一文字を描きました。

僕が描いたのは「O」

太陽をイメージしました。

そして同じ色での七段階のグラデーション。

ジオラマでは七つの大罪をテーマに七人のキャストがいたから。

そして誰も皆、異なるようで似たようなものだから。

強欲な詐欺師。
嫉妬に満ちた美術商。
異質な色欲を持った女装家。
暴食を抑えられない強盗犯。
傲慢な週刊誌記者。
憤怒に満ちた人妻。
怠惰な刑事。

そしてそれぞれ動物をテーマにしていて、衣裳なんかもそれに合わせたものとなっていました。

根津光城      ねずみ
乾一成          いぬ
八木沼智広  やぎ
山崎信太      ぶた
宍戸泉          しし
長尾竜子       りゅう
長尾琢磨       くま

私の演じた八木沼はやぎということで、衣裳は白がベースになっておりました。

白ってドレスなら話は別だけど、女装する上で一番難しい色なんだよね。誤魔化せない直球勝負というか。
しかもショートカット。
なかなか挑戦的でした。

そして生ドラマ。

今回は舞台的な要素を多く含んでいたように感じるかもしれませんが、はけれず、絶えず360度きにしながら芝居をするのは初めてで、味わったことのない空気がそこにはありました。

しかも女性役。

…いや、女装した男役。

これまた初めて。やり過ぎなくらい女性を演じつつ皆の目を盗み男の要素を入れる。その瞬間を捜すのが楽しかったです。

女性役は多々演じてきましたが、女性の声で芝居をしたのは初めて。

男でいながら女性を演じたのは初めて。

女優の前で女装をしたのは初めて。

と初めて尽くしのジオラマ。

どれをとっても役者冥利に尽きる作品となりました。

また一つ成長させてくれてありがとう。