骨がすごく綺麗で、耳の穴、顎のライン、骨盤、などしっかりそのまま残っていて、薬を使わず、命を使い切った人の骨はこんなにも綺麗なのか、とびっくりさえしました。
娘にもちゃんと説明しました。
棺が扉の奥に消える時、
「エレベーターに乗ったの?」と聞かれました。
「違うよ。これからおばあちゃんの体を焼くのよ。亡くなった人はお空に行くために燃やさなきゃいけないの」と話すと、しばらく黙っていました。
お焼香が始まり、私が泣いていると、涙を拭ってくれて、、、
「どうしたの?おかしゃん、なんで泣いたの?いたいの?どうしたの?」という声が響いていました。
おっきいばぁちゃんのこと、
覚えててくれるかな…。
私に子供が産まれず、散々心配してくれて、それなのに舌癌になりさらにおばあちゃんを悲しませました。だけど、娘がお腹にいるとわかってすぐおばあちゃんと一緒にお墓参りに行きました。おじいちゃんに報告をしに。今度こそ!とお願いをしに…そして、生まれた時には病院まで杖ついて来てくれました。亡くなる2日前も私が1人で行くと「◯◯◯ちゃんは?」と頭ははっきりしていました。その日、私はお墓参りに行きました。おじいちゃんに「おばあちゃん、よろしくね」と言いに…。
なんか漠然とですが、歳を重ねると死ぬのが怖くないのかもしれないと思いました。それは大好きな人たちがたくさんあちらの世界にいるから。
人生に起こる全ての事を受け入れて、流れに身を任せ、時には反発したりして、人生楽しまなきゃ、と思いました。