「映画バー MIKA'S BAR」映画のすすめ♪
「風立ちぬ」
【生きねば】
★★★★☆ ≪2013≫
「Attention Please」その11
これは。。ただのアニメではなく
純愛の恋愛作品だよぉ~
飛行機に対しての細かいディティール
背景と効果音などのこだわり方
1度でなく2度3度と見返して欲しい
何度観ても心打たれ涙。。
もしかしたらジブリ作品で
一番好きな作品となってる
大好きな飛行機と軽井沢の青い空
ユーミンの「ひこうき雲」がこんなに
ぴったりな主題歌に。。素晴らしい
プリティウーマン位のぴったり感だよね
ジブリ作品とは言え子供向きで無い
この作品を大いに評価した~い~
でも声優は良いとは言いたくない~
そんなアフレコはいまいちな
お話は。。。
大正5年。。飛行機が大好きで飛行機を
作る事を夢見る「堀越二郎」少年
先生から借りた飛行機の専門誌を
辞書を片手に翻訳しながら
尊敬するイタリアの飛行機設計家の
「カプローニ伯爵」と夢の中で出会う二郎
カプローニは二郎に「飛行機は美しい夢」
だと勇気を与え飛行機設計者を目指す
帝国大の次郎は帰省してた実家から
東京に戻る列車の中でフランスの詩を
口ずさむ可愛い女の子と出会う
突風で飛んだ二郎の帽子を
夢中で掴む可愛い菜穂子だった~
その時 地面が揺れ列車は止まり
大勢の人が外へ飛び降りた
聞いたことも無いような恐ろしい地響き
関東大震災
慌てて飛び降りた菜穂子の侍女が
足を骨折次郎は侍女をおぶり
菜穂子の上野の家まで応援を
呼びに行き。。名前も告げず立ち去った。
二郎は本郷の大学に戻り。。
2年が過ぎた。。。
ある日。。昼ごはんで留守の二郎の
元に訪ねて来たという女性。。
震災時に侍女の足を固定する為に
使ったスケールを頼りに二郎の学校を
見つけて当時の感謝を告げに来たが
会う事は出来なかった。。。
卒業と共に三菱内燃機株式会社に
就職した二郎。優秀な仲間と共に
名古屋の本社に働く事に。
会社は海ぞいの木造社屋
次郎は「噂の英才」として紹介され
誰も使わなかった輸入物の製図机を
使う事ができた。。
優秀な次郎は友人の本庄と共に
ドイツに飛行機の視察に訪れる事に
ユンカース社の巨大飛行機製造工場
次郎達はドイツの技術を目にしっかり
焼付け今後の設計に役立る様に。。。
いよいよ二郎の設計した戦闘機が完成
テスト飛行の日がやって来た
しかしその機体に美しさは無かった
墜落してしまう戦闘機。。落胆する二郎
会社は二郎に気晴らしに少しの休暇を
与えた。。。
谷に掛けられたレンガ造りの陸橋を渡り
避暑地軽井沢へ。。。
ホテルに向う道の草原で白いパラソルを
広げキャンバスに絵を描く女性。。
何処からか風が立ちパラソルを飛ばす
それをキャッチした次郎はパラソルを
渡しそそくさとホテルへ向う。。。
次の日、散歩していた二郎の目に
泉が写り。。その前に立つ女性。。。
彼女は会釈し突然泣き出した。。
慌てて戻ろうとした二郎に彼女は
「少しもお変わり無く。。地震の時に助けて
いただいた里見菜穂子と申します」
偶然再会に驚く次郎は
「堀越二郎です」と名乗った
急に降出したにわか雨
日よけのパラソルに入る2人
思い出話をしながらホテルへ戻ると
菜穂子の父親が。。紹介される二郎
それから軽井沢滞在の間。。
2人は愛を育んでいたはずだったが。。
再び二郎はゼロ戦の原型となる「九試」を
完成し自分の夢を果す為に。。。
二郎の飛行機は飛ぶ事が出来るのか
そして。。菜穂子との未来は。。。
続きはDVDで絶対観てね~
泣いたでしょ
切ないでしょ純愛だわぁ~
それに飛行機を愛し武器にしてしまった
刹那さ。。ちゃんと伝わってます
宮崎駿監督ってどの作品にも
戦争の悲惨さを必ず色々な形で見せ
後世に残そうとしているよね。。
素晴らしい
ちなみに。。。
英語版の吹き替えは
堀越二郎に「ジョセフ・ゴードン」
菜穂子に「エミリー・ブラント」
カプローニに「スタンリー・トゥッチ」
ってこっちの方がピッタリでないの~
観たいぞ英語版
観てない人がいたら。。どうか1度は
観て欲しい作品で~す
夏の高原。。爽やかな風。。。
悲しいけど凛とできる作品です
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