「映画バー MIKA'S BAR」映画のすすめ♪
2016.1.4 Twitter 投稿分
「ものすごくうるさくてありえないほど近い」
【あの日父を亡くした少年の、喪失と再生の物語】
★★★★☆ ≪2011≫
9.11でお父さんを亡くした息子が
父親の死を受け入れられず。。
小さいながらも自分探しの旅に出て
色々な人に触れ、やるせない気持ちを
ぶつけながら少しずつ大人になって行く。
子供の頃に、こんなしっかりした
意思を持った事があるだろうか。。
恥ずかしい。。
お話は。。
9.11テロ事件で父親を失った12歳の
オスカーは今だにその事実を
受け止めることができない
大好きだったお父さん。。
1年後のある日、オスカーは父親の部屋で
何か父親からのサインがあるのではと
探してみる事に。。クローゼットで青い壺を
間違って割ってしまった
壺の中からは謎のカギと「ブラック」と
書かれたメモが。。
父親と良く遊んでいた「調査ごっこ」。。
オスカーは父からの自分への何らかの
メッセージだと思い、先ずはNY中の
「ブラック」さんに会って何か父親との
手掛かりを探そうとする。。
オスカーはもともと子供に多い
コミニュケーションの障害
(自閉症)を抱えた子供だった。。
旅に出たオスカーは自分がパニックに
成らないように常にタンバリンで
音を鳴らし心を落ち着かせていた。。
父の死で乗り越えて戦って行く姿
それを自由に探させ、でもちゃんと
陰から見守るお母さん。。
それにおばあちゃんにおじいちゃん
家族も共に戦っています。。
9.11でどれだけの人がどれだけの
悲しい思いをしたのかもオスカーの
ブラック探しに写し出されてます。。
オスカーの旅の最後もちゃんと
用意されてました。。
9.11と言う重いテーマだったので
観るのを控えてたのですが
観て良かったと思ってます
災害や事故などで突然家族が
居なくなってしまう。。想像も付かない。。
阪神大震災や3.11や熊本地震で
家族を失った方は沢山居ると思います。。
淋しさと悔しさ。。計り知れない
思いがあると思います。。
早く皆さんが元気に成れる事を
祈っています。。
いいねありがとうございます