セルフセラピーカード講師のMikaです
このブログでは、『ビジョン心理学』を確立した
チャック博士が作られた『セルフセラピーカード』についてお伝えしています。
わたしなりの見解で
48枚それぞれの基礎を綴っていきます。
-Mika セラピー の 基本的 考え方-
カードは 自分の「今の心理状態」を
知るためのヒントです
カード が すべて ではありません
例: カードに罪悪感がでた
↓
あなたは罪悪感です！…ではない
あくまで 今の心理状態だということ。
「こういうカードが出ていますが、
どう感じますか？」と聞く感じです。
決めつけることは いかなる場合も
エゴによるリーディングとみなします。
カウンセリングやセラピーは
提供側のエゴを満足させるためのものでは
決してないことを心得ておく必要があります。
そこは自分に対する心得えとして
いつも忘れず、大切にしています。
受け取り側の反応を大切にしてください
基本的に わたしたち人間は
ポジティブは受け入れやすく
ネガティブは受け入れにくい
という生き物です。
(それは 本来 もともと、愛と光の
ポジティブな存在だからです)
セルフセラピーカードは敢えて
半分はネガティブ群のカードです
なぜか？
人生において
ネガティブとされている観念の
存在を認め、愛に変容させる力を
思い出すためのものだからです。
誰もが 持っている力です。
そしてそれぞれがそれぞれの体験の中で
理解し、腑に落とし、知識を智慧に変えることが
魂の喜びでもあるのです。
ひとり ひとりの
全ての体験が
自分にしかない体験です
癒しが進むと、どんな観念にも素直で
どんな感情も受け入れて、楽しむ余裕ができるので、何が出ても大丈夫になります。
小手先のテクニックではなく
本当に心からリラックスして
その器でいれるとき
どんなカードの どんな内容だろうが
『なにが出ようが大丈夫』状態。
ネガティブなカードほど愛おしく笑えます
(笑)
自分が『愛』だと知っているからです
どんな感情も観念も『愛』に昇華できることを
知っています。そこには『信頼』があります。
『自分という愛の存在』に対する『信頼』があります
言い換えれば『自分さえ、ここにいれば大丈夫』なんです。
わたしたちは、無意識的に生きると
『自分』が不在になることがあります。
ですが、少しの気づきで
再び自分が自分に戻ってきます。
その繰り返しにより
常に自分といれる状態になれます。
(本来 これが通常の 健全な状態)
ほんの少しの『気づき』で
自分を思い出します。
その『気づき』のお手伝いができるのが
『カードリーディング』です。
-ネガティブカードを伝えるコツ-
事前に 「変化は楽しいもの！」
「ネガティブな罠を変化させるとギフトになる」
「宝探しのよう！」「どんなカードが出ても大丈夫」
とお伝えすることも 良いかもしれません。
素直になるほど ギフトがあります
黒・被害者のカード群
被害者とは:受け身の状態
自分以外の存在や出来事に対し
受け身の姿勢でいること。
被害者のカード群が出た方は
『自分の人生に責任を持つ事』が求められている
※自分が創り出していることを思い出す必要がある
誰のためでもなく 自分の為に。
そうすることで 自分の人生に力が戻ってくる。
1:怖れ Fear
怖れとは…
【未来への防衛から起こる分離感】
カードをよく見てください。
壁に追いやられている人物は
なにを見ていますか？
大きな 大きな
モンスターのような影です。
でも、実際の正体(影の正体)は
小さな 小さな
猫ちゃん？です。
このことから
あなたはどう感じますか？
理解①: まだ起こっていない未来ということ
あなたが 不安に思う 出来事は
まだ 起こっていません。
「まだ起こっていない未来」
↓
漠然としすぎてます。
ハッキリ見ること自体が怖いかもしれませんが
ここで大切なことは、曖昧で漠然とした不安ほど、
恐怖心が膨らむという理解です。
「どうなったら怖いのか？」
ハッキリ と 言葉 にして
自分の観念を明確に見ることが必要です。
理解② : 分離感とは？
『怖れ』の対象物は
ひとつ だと思っていますが
よーく見ていくと
Aの道にいくと○○を手に入れるかもしれないが
○○を失うことになる！
Bの道に行くと○○を手に入れるかもしれないが
○○を失うことになる！
…と、いうふうに
心が別々のふたつのものを望んでいることを
示しています。さらに、ひとつに進むと必ず何かを失う怖れが生じます。
ここでも、Aを選ぶと何を失うと思っているのか？
Bを選ぶと何を失うと思っているのか？
言葉にして明確に見てみましょう。
そこで、「わたしはこんな観念があったのか」と
気づくだけで 落ち着きます。
「ただ漠然としていた怖れ」が、明確化されることにより、冷静さを取り戻していきます。
そして 次に
その２つの観念をひとつに統合し
Cの道を作り出すことはできないか？と
導き出します。
怖れの正体(曖昧で漠然としていた観念)を
明確にすることにより、
自分の本当の望みも明確になるのです。
そもそもAもBも
自分で動けない！と思い込んでいただけの
観念です。
いきなりCの楽観的ともとれる
『いいとこどりの道』を提案したり
無理矢理考えても、受け入れることなんて
ほぼ無理でしょう。
Cの可能性を受け入れられるのは
怖れの正体である自分の隠れた観念を
しっかり見たからです。
思わぬギフトですね。
たしかにCの道も まだここにないことです。
絶対に叶う！と
いう話ではありませんが
『私はこっちを望みます！』
という明確な宣言は、自分に力が戻った状態です。
徐々に怖れは解消し
ほんとうの望みへの道
現実化に歩み始めるでしょう。
理解③ : 防衛とは
自己防衛は行きすぎると
攻撃性にも繋がります。
見方を変えると
自分への愛です。
とるべき対処をとれば
それ以上の過剰な防衛は
自分の足をひっぱります。
最近では
個人の力が問われていますね。
受け身の時代は終わりました
自分が自分の人生に責任を持つことが大切です
ただ流れてくる情報や
してくれる対応を
待っているだけでは
一歩進むたびに 不安で
かなりの精神力を使って
エネルギー消耗してしまいますね。
実は今の時代に限らず、
大昔から「大切なエネルギー」を
どう使うのかは、自分次第。
受け身でいるだけでなく
大切なことは、自分で見る力。
それは事実と心の目。
両方です。
事実をしっかりと見たうえで
必要な対応をしたら、あとは見方次第。
「防衛」に対して
どのような見方で生きるのかは
個人の選択の自由。
わたしは 怖れをともなう防衛は
自分への愛という見方にして昇華します。
それから、手放していきます。
理解④: 怖れを迎え入れる
これは すこし上級者(笑)
①〜③が よく理解できている
方は、怖れをどこかの感じでは
楽しむ領域にいきます。
なにかをチャレンジすること
つまり新しい選択をすること
未知の道に足を踏み入れるとき
「怖れ」を感じることは当たり前です。
それを「新しい扉へのチャレンジ」と
いう捉え方をすると
「怖れ」は「チャンス」です。
物事を多面的に捉えられる人です。
「怖れ」を感じないようにするのではなく
否定したり、見ないようにするのではなく、
しっかり見れるし、自然に受け入れたうえで、
よしじゃあ どうしたいかな？と
自分主体で被害者ではなく
自ら進んで未来の選択ができます。
「よしよし。新しい扉やな」と
前向きに捉えてあげられる対応が
できるようになると、
なんの変化もない
今までと同じ選択をして
守られた繰り返される
過去的生き方や防衛するだけの生き方から
変化を自ら迎え入れる
勇気のある
未知への扉を
いつも開く
積極的で楽しむリーダーシップのとれる
新鮮で創造的な生き方になります
これが
「自分の人生に責任を持つ」
という生き方です。
-No.1 怖れ まとめ-
怖れが出るということは
未来への防衛で
まだ起こっていないことに対して
過剰な防衛が働いています。
自分の人生に責任を持って
生きることが求められています。
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