わたしの受験失敗の原因の
95%は

敵を知らずに
練習をしていたこと

これに尽きる。

笑っちゃう話だけど
本当の話。

私が目指していた学校
目指した理由
そこでやりたいこと
それらはとってもはっきりと明確だった。

そして、
何より
勉強時間については
同じクラスのどの人よりもやっていたと思う。


朝3時に起き、登校するまで勉強
朝イチで登校して
教室に行かず、理科室など
人の少ないところで朝会まで勉強
質問があれば朝から先生を待ち、
来たら先生の準備より先に質問攻撃。

帰りは授業に関して質問をしてから帰宅。
すぐに質問に行けるように
最後の授業の前には
使わないものを鞄に全部しまっておいて
あとは帰るだけにしておくという準備の良さ。

ところが、
入試問題でどんな問題が出題されるのか
知らないまま勉強していたのだ。ゲローゲローゲローゲロー

今思うと
そのやり方に笑っちゃうし
信じられないのだけど
本当の話。

その当時の本人は真剣なのだ。

やれば成果につながると思って
勉強していた。

でも、
今なら言える。

敵を知らずに戦うということは

バスケの練習をしておいて
本番はバレーの試合です

と言われるのと同じだ。

どんなに練習時間が多くても
それは結果には繋がらない。

敵について知って本気で練習をしてきた人を
相手に勝てるはずないのだ。

だから
まずは、敵を知ること。
ゴールをはっきりさせておくこと。

これが一番大切!

だから、今の私は
子どもたちが頑張っているという事実よりも
何を取り組んで 
どう頑張っているのか
にすごく注目する。

頑張るベクトルが反対を向いていては
意味がないことを実感しているから。