将来のために、今我慢しましょう

というのは 
なんだか
ちょっと違う
と思っている。

お子さんに勉強をしてほしい思いが強まって



ついつい
「将来のために」
みたいな言葉を
かけてしまいませんか?


そして、子どもたちも。

子どもたちに
『なんのために勉強するの?』と質問すると
たいてい
『将来のため』
と返ってきます。



ん?
本当にそう思ってんの?




将来のためって具体的には何のため?
正直なところ
なんのためにやっているか分かってるのかな?

なんだか
そう言っておけば良いか。
というニュアンスに聞こえてしまう。

心から思っていなければ
行動につながらないし
ワクワクもしない

結果、取り組めないのです。



子どものころ、
私も大人によく言われました。

でも、

子どもにとって将来っていうのは

ぼんやりしていて、
よくわからないものなんです。

大人は、経験をしてきたから分かることが

あるかと思いますが

子どもには、その経験がありません。

そのよくわからない「将来のために」

今我慢しろと言われると、
なんだかモヤっとするはず。

そして、その後の行動は

「言われたからやる」になってしまう。

だから私は、

「将来のために」とは言いません。

「算数が得意になりたい!」

「テストで満点をとりたい!」

「頭良いって友達から言われたい!」

という、

子どものwantに焦点を合わせます。

そうなるために どうしたらよいかな?

それを考えるほうが

ウキウキしませんか?

遠くてボヤっとした将来より

自分がなりたい自分に向かうために頑張った方が

やる気がアップすると思うんです。