6.29
生後47d(修正妊娠33w6d)









































まゆも目も口もほっぺもたら〜んと垂れたお顔

こんなにも気持ちよさそうなお顔が見られて、
うれしかったです

今日は6/23に受けた脳CTの結果について、
脳外科Dr.からお話しがありました。
赤ちゃん(さらに早産児)であり、さらに脳出血が全体的にあるとのことから、CT画像は全体的にグレーで、先生にも見にくい画像のようでした。
出血や水は白く写るようです。
1か月前は、まんまるの形でした。
脳出血や頭蓋内圧の亢進で脳がむくんでいるためです。
1か月後はむくみが取れ、楕円形になっています。
左下に広範囲の硬膜外の出血があります。
1か月で吸収は進んでいますが、まだ完全ではありません。
脳室と言われる場所は、正常であればあまり目立たない場所ですが、大きくなっていて、下の方に出血が見られます。この出血も1か月後は小さくなっています。
脳室は1か月後、少し大きくなっています。
(↓先に貼ったものと同じ画像です)
脳室の右側に見えている大脳が、脳室の拡大と共に、小さくなっています。
脳CT所見は普通は左右対称です。
先月と比較して、左下の硬膜外出血の吸収が進んで、
全体的に、脳の構造が左右対称に向かってきています。
ただ、出血部分が脳を圧迫し、
それにより損傷を受けた脳の細胞が壊死し、
脳萎縮が起きるので、脳があった部分がなくなり、
脳室が拡大するのです。
上の方にも、少しところどころ出血が認められる部分がありますが、1か月後は小さくなっています。
今後、全体的に出血が広がるということはなく、
新しく出血が起こってくる可能性の疑いもない状態です。
出血は脳の表面で起こっているものなので、
脳の中心部にある脳幹の損傷は無さそうです。
脳幹は呼吸機能や体温調節を司る部分です。
ただ、損傷があるように見えても、十分に機能する方もいらっしゃれば、損傷がそれほどないように見えても十分に機能しない方もいらっしゃいますので、
今後のお子さんの成長、発達を見ていかないと分からないです。
脳外科として、今する治療というものはありません。
前回もお伝えしたように、重症度は重度で、ねたきりではあるでしょう。
ただ、そのねたきりでも、呼吸や摂食など、どこまでの機能が保たれるか、今の段階では分からないです。
脳CT画像は、先月の画像から今回の画像をみて、こうなるだろうと推測していた通りの画像となっています。
























脳幹の損傷は無さそうという、先生の見立てに、とても救われました。ほっとしました

出血による脳のダメージで、大脳の質量が少なくなるとのことでしたが、
あおくんは、体を動かされて、
気持ちが悪いとか嫌だとか顔をくしゃっとする表情を見せたり、沐浴の時に気持ちいいような表情をみせてくれることをお伝えすると、
気持ちがいい、悪いという感情を顔に出せるのは、脳の機能が生きている部分と考えられます。
脳の損傷のために、痛いということも表に出せない方もいらっしゃいます。とのこと。
あと、けいれんのような動きがあることについては、
けいれんは、脳の信号が神経に伝わり反応するものであるので、逆に脳の機能があるものと考えてよいと思います。とのこと。
けいれんについては、脳外科ではなく、内科(新生児科と神経科)でみていくと。
まだ小さいので、もう少し大きくなってから脳波検査などで評価していくとのこと。
















先月、説明してくださった先生の説明では、
細かい説明もなく、寝たきり、生命のリスクもあると言われ、ショックが強かったです。
1か月前では、今回よりも見にくい画像だったからかもしれませんが。
あと、私自身まだ情報収集も始めたばかりで知識もなく、理解力に乏しかったのと、
あおくんも生後間もなく、経過がそんなになかったこともあると思います(質問したいことが思い当らなかった)。
今回の先生は、脳の状態が現在分かる範囲について、外科ができる治療について(ないとのことでしたが)、
細かくお話ししていただきました。
質問もしやすかったです。
1か月経って、私も色々調べたり、気持ちと向き合うことを通して、現実を受け止めることができてきているのかな。
まだ友達やお世話になっている方に、息子のことを言えていないままです。
出産予定日8/11までまだ1か月以上もありますし、
報告しないといけないものでもありませんが。
そんな自分を考えると、まだ受け止められてないと思います。息子の体のことを。
息子のことを考えると、苦しくなることが多いです。
blogでは子どもの可能性は信じて大丈夫とコメントをいただきます

本当にありがとうございます😊
私はあおくんの発達を、あおくんなりのペースを見守り、可能性を信じていきたいと思います
