5月16日(生後3日目)


今新型コロナの影響で、病棟は患者家族の面会禁止。


夫はNICUの面会時の時間だけ会って話せる🌸



デイルームでは電話連絡は可能。



そんな状態。



家族、身内と直接会えず、話せない。



産後2日目先生から、あおくんの状態(特に脳について)話があってから、


NICUに行って、かわいいあおくんに会いに行った。



あおくんは本当にかわいい。



産後3日目の面会時、主治医の先生からも、状態についての話があった。



昨日の話を振り返るように。



私たちに分かりやすい言葉を選んで。




脳の障がいが残るとすると、つく疾患名にはどんなものがありますか?



と聞くと、



先生は、脳性麻痺と。




はぁぁ。ごめんなさいあおくん。本当に本当に。



その疾患名も、一番聞きたくなかった。



旦那さん、私のお母さんが赤ちゃんに面会に行きたいと言っている、と。



何とか赤ちゃんにおばあちゃん(私の母)が面会できないか、と先生、看護師さんに問う。




私は、おばあちゃんは、私のことが心配でそう言ってくれてるんだと感じて、あまり気乗りしなかった。



赤ちゃんの面会というより、私に会いたい、私のことが1番心配なんだ。と思った。




先生、看護師さんは、


今は面会禁止とさせてもらっている。

ただおばあちゃんの赤ちゃんとの面会が、


今後のお二人ご夫婦の赤ちゃんに対する治療方針の参考になったりするのであれば、



可能とさせてもらえるかもしれない。



個別に配慮させてもらうことができるかもしれない。



とのことだった。





面会後、家族控室で夫婦で話した。



私は、どうしたらいいか分からない。



分からず、今は病院から言われるまま搾乳をしていて、少しずつ母乳の分泌が増えている。



お母さんの体になってきてる。




でも、あおくんのこれからを考えると、



あおくん、生きてきて幸せなのかなぁってすごく思う。と



旦那さんに話した。






お母さんに電話した。



お母さんは、5/13に、私が妊婦健診での受診に付き添ってくれてて、


それから私は専門病院に救急車で運ばれてから、




全く会えていない。


私が専門病院で入院した時、

お母さん、病院に少し無理を言って面会の許可をとろうとしたみたい。



私はそういうの、嬉しくなかった。



お母さんの心配してくれる気持ちほすごくうれしいけど、


特別に私たち家族だけ面会が許されるとかありえないだろう。 


私の産後は、


旦那さんが私の実家に寄って、


逐一、私や赤ちゃんのことを伝えてくれていた。






電話での、お母さんの意見、、

もうね、お母さんね、あおくんには感謝してるよ。

おばあちゃんにさせてくれたからね。


もうそれで十分だよ。


だからね、みかちゃんにすごく悪いこと言ってるの、わかってる。


赤ちゃんにも申し訳ないこと言ってるのわかってる。


赤ちゃんはね、可哀想だけど、楽にさせてあげた方がいいと思うよ。


みかちゃん、これからの生活がある。

仕事もしないと。、



重たい障がいをもつ子どもをもつのは大変。




お母さんがそういう意見なのは、わかってたけど、



こんなにストレートに言われるとは。。笑


お母さんの、私だけに対する心配にあふれた意見。



もちろん、お母さんの意見は私の心の中にもある。


もう、今楽にさせてあげたい』


ただ、お母さん、今の感情のままの意見だな。


私が、入院、出産してから、まだ3日目だけど。


丁寧にやりとりしてこなかったから。



お母さん、1番私が大変な時に、近くにいてあげられないのが辛い。


何もしてあげられないのが辛いって言ってた。



旦那さんは、逐一私の実家に行ったり、



私に代わってお母さんに電話連絡してくれていた。


どうして私はお母さんとちゃんとやりとりしてこなかったんだろう。




自分の気持ちの整理だけでいっぱいいっぱいだったのと、


お母さんの私に対するただ、ただ心配してくれる気持ちに向き合うのが



しんどかったからだ。




旦那さんにも、


みかちゃん、お母さんも話すのしんどい?



と確認されてた。


でも、気持ちの整理をつけるしんどさは


旦那さんも同じ。



その中で、実家に確実に連絡を入れてくれていた旦那さんに、



本当に感謝しかない。



そして

旦那さんの意見、、



おれな、考えてたんやけど

生まれてきてくれて、障がいがあるから楽にさせるとか、


それは違うと思う。


3歳とか大きくなってからも、


事故とかで障がいを負うことはある。


その時は、受け入れて障がいをもつ子どもをみていくと思う。



障がいがあるとかないとかで、

楽にさせることを考える基準じゃないと思う。



ただ、障がいをもつ子どもを一生みていくことに



自信があるわけじゃない。



普通に成長して、普通の生活をする



それが幸せかもしれない。



でもあおくんにとっての幸せは、



腕や足を触ってもらったり、声をかけてもらったり、、、




そういうことがあおくんの幸せになると思う。



あおくんにとっての幸せを考えて、



見守っていけたらいいなと思う。




おれな、親になる自覚が足りなかった。



ちゃんとした生活をしないといけないと思った。



今のままの生活だと、



赤ちゃんを迎えられる生活になっていない。




あおくんはそれに気づかせてくれた、と。


旦那さん、一生懸命考えて考えて、


気持ちを言葉にしてくれた。


私のお母さんは、お母さんの意見をそのまま旦那さんにもしている様子。



お母さんは赤ちゃんの写真もみたくなさそう。


愛着を持ってしまうことを拒んでいる様子だった。



そのお母さんのきもちもわかる。



ただ、やっぱり、それだけ感情的になってるお母さんの言葉を鵜呑みにもできない自分がいた。



コロナのことがなくて、おばあちゃんの面会も自由だったなら、



この時のお母さんの気持ちも、違っていたのかもしれないと思う。



おばあちゃんの赤ちゃんへの面会。


設定してみてもいいのかもしれない、と思った。


その日の夜の、旦那さんとのLINEでのやりとりくま


旦那さんも気持ちの整理に必死。



先生から、あおくんの状態で分かっていること、


全て話してほしい。


そして、お母さんが言ってる、


『楽にさせてあげる』選択肢はあるのかを聞く。



でも、あおくんは我が子。かわいい。


連れて帰りたい。

LINE左が旦那さん、右が私クローバー