5月13日、午後5時47分
帝王切開により出産


出生体重988g、男の子


産後から、色んな方のブログを読ませていただき
未熟性はあるが
超低出生体重児でもすくすく大きく育つことを知り、


希望を見出し始めた。



産後1日目、


主治医より、脳室内出血が認められることを告知。


その夕方、夜担当の新生児科医師と脳外科医師に、夫婦共に急遽呼び出され、




脳室内出血が広範囲に広がり、他組織を圧迫していること、脳自体の血管の出血疑いがあること。





今すぐに開頭手術をして、出血部位を全て止血することと、

今は手術をせずに経過をみることの


選択を求められる。





手術はしない選択をする。




ブログで脳室内出血がある子どもさんを持つお母さんのブログを探すようになる。


出てくるかもしれない障がいに対する不安、



出てきた障がいに対する医療を行いながらの生活



これからに希望を見出したところだったが、



あおくんが可哀想で、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。



脳の出血、



一番聞きたくなかった。




運動、知能、感覚、感情、生命維持

全ての司令塔である脳。



その、脳の障がいが出ることは、




重たい。



あおくんは、どんな成長と発達過程をたどるのだろう。



運動機能はどこまで?

知能は?

意思疎通はできるの?


ごはん、食べられる?



歩ける?



言葉話せる?



やりたいこと、やりたいって言える?



………




将来、どんな医療機器が必要で、


どんなサービスを利用してるのかな



どんな療育、リハビリが必要で、



どんな施設に通うのだろう。




学校は通えるのかな。



私は、仕事続けていられる?



仕事は好きだし、マイホーム購入するし、


仕事していたいし、辞められない。



あおくん、医療により、生を受けた。



だけど、それが幸せだったのかな。



自然に任せるなら、私のお腹の中で亡くなっていたのかもしれない。



それが運命であれば、それが幸せだったのか。




そんなの誰にも分からない。




ただ、私はあおくんに会えて、



産後すぐにあおくんに会いに行き、


私の指を小さな手で握り返してくれたこと。



それが嬉しくて、幸せでたまらなかった。




こんなに愛おしい気持ちは


生まれて初めてだった。