AFC（アニマルファンスィアーズクラブ）のメインハウスの
玄関ホールに並べられたケージに元野犬7兄弟と、カラスがいます。
玄関に人が来ると、当然ですが、全員がワンワン吠えます。
カラスのカ～～～～の相乗効果もあって、けっこうな威圧感です
そのケージの前をたまたま通りかかったときに、
スタッフの方が
「ホオジロちゃんの調子が悪い」
と話しているのを小耳に挟みました。
5分ズレていたなら、そのことは知らないままですから、
私はそれを神のタイミングと呼びます
ホオジロちゃんは散歩の途中に息が上がって歩けなくなり、
今も呼吸がとても速いので、
心臓の不調を心配しているようでした。
そこで、ホオジロちゃんをヒーリングすることにしました。
とはいえ、このホオジロちゃんは、
他の子たちが静かになっても、ガルルルと威嚇し続けるような
一番警戒心が強いタイプ
流石に今は調子が悪いのでしょぼんとしています。
ケージの外からヒーリングすると意外に大人しくしているので、
スタッフさんにケージを開けてもらいました。
直接体に手を当ててヒーリングすると、
だんだん体を預けてきました。
しばらくすると「ここ触って」と足を上げて下腹部を見せました。
確かにお腹が弱く、でも強い痛みは伝わってこないので、
どちらかというと胃腸カタル系かな？と思いつつヒーリングしました。
するとどんどん体がリラックスして、
もう好きにしてください状態になったので、
MAXヒーリング
もうね、液体みたいに溶けていくんですよ。
ものすごく嬉しそうで
だから、ヒーリング&両手で全身マッサージを15分くらいしていました。
で、なんか強い視線を感じるのでその方向を見ると、
隣りにいる兄弟たちが、ガン見
激しくまん丸の目で、
羨ましそう～にしてるんです
ホオジロちゃんの気持ちよさが明らかに伝染しているようで、
みんなすでに半分溶けながら、
目だけがランランと輝くの図
が、今はホオジロちゃんに集中！
呼吸はまだ早いけれど、ウトウトし始めたホオジロちゃんに、
「目が覚めたら楽になってるからね～」と魔法をかけて終了
翌日、7兄弟+1が運動するドッグランについていくと。。
まぁ〜ホオジロちゃんは元気に走り回って、問題なし！
呼吸も上がっていませんでした。
その後もアフターサービスでホオジロちゃんを
ヒーリング&マッサージしていると、
また視線アンド、ガン見
ホオジロちゃんも落ち着いたみたいなので、
それではと順番にヒーリング
とはいえ、みんな元野犬だし、個性は違うし、一抹の不安～
でもね、ケージを開ける前から体を預けてくるんです
マッサージすると、ウットリしてるんです
凄い勢いで愛を吸収して、喜びと感謝を返してくるんです
す、すごい。。。
彼らは人間に一切期待しません。
だからこそ、本物の感謝というか節度みたいなものを知っています。
なにか、とても高貴な魂と接しているみたいな、
私も有難い気持ちになりました。
しかも全員と仲良くなれて嬉しい！
と思いつつ食堂に戻ったとき、みんなが、
「な、何かあったの？すっごい嬉しそう」
と聞いてきました。
どうやら無意識に満面の笑顔で歩いていたようですってか、
オーラが喜びでピカピカに輝くんですよ〜
その後は、横切るたびに「触ってくれるの？」と、
控えめに聞いてくる割には、
マッサージ器として認識されているようでした
一度心を許した人への彼らの、好き好きオーラは
一点の濁りもなく、あまりにも純粋で、表現できない
で、痛感しました。一見素っ気なく、
気難しいように見える野犬たちですが、
人間の負の部分を知っているからこそ、
かえって人間への信頼感や自分に注がれる愛情を必要としているんだなと。
佐良さんと元野犬たちとの関係を見ると、
元野犬は、佐良さんLOVEどころではありません。
きっと彼らの魂には「佐良直美 命」とTATOOされているはず
人間によって野犬になってしまった彼らが、
会うべき人と幸せに暮らせるようにと、
祈らずにはいられない今日この頃です
