術後5日目

連休最終日。お出かけ日和ニコニコ


談話室から見える有名公園にもたくさんの人が遊びに来てるのが見えます。

良いなぁ。私も、お散歩したいなぁ~。


身体的にはわりと元気なのですが、何しろ頭と顔は包帯グルグル。見えるのは、左目と鼻と口。マスクしちゃうと左目しか見えない笑い泣き


しかも包帯には血も滲んでるしガーン


さすがに、売店にも行く気にならず、病室と談話室を行ったり来たりして過ごしています。


さて、朝の回診。

前日も来てくださった若い女医さん。土日祝の勤務はやはり若手のお仕事なんですね…ありがとうございます。と心の中で思いつつ。


「さすがに頭洗いたーい!と思うのですが、ドレーン抜けるまで包帯とれないですよね」と分かっちゃいるけど聞いてみました。


「そうですね。水曜日手術だったから、火曜日の朝包帯外してシャンプーしてから外来診察ですね」


「火曜日ってことは、明日?!じゃあ、あと1日頑張ります!」


「もうちょっとなので、よろしくお願いします」と病室を出ていかれたのですが、数分後に戻ってこられて


「usakoさん、ごめんなさい。水曜日でした。裏切り行為で本当に申し訳ない」


全力で謝って下さいました。


あと二日がんばるぞーニコニコ


傷は殆ど痛みも感じなくなりました。


耳介軟骨を取った左耳。

耳の穴の中に、何かをずっと詰めてあります。良く見えないのですが、紙粘土?のような感触です。

回診の際に、そこも確認してるので必要なものなんだろうな…と思っています。耳の裏側(軟骨をとったところ)も何かで固定されています。

耳の穴に詰め物があるので左耳はずっと使えず、イヤホンもさせるのは右耳だけです。

(私の麻痺は右側です。こちらの病院では本来は、耳の軟骨は麻痺側の耳からとっているそうです。しかし、私の右耳は幼少期のけがにより軟骨をとるのに適さないとのことで左耳からとりました。右の耳から頭にかけても傷。左の耳も傷。の両耳傷状態で、横向きに寝ることができず、常に仰向け寝でちょっと身体が痛いです)


点滴のルートも今のところ取り替えずにギリギリもってます。




誕生日でした!

夕食の配膳トレーにメッセージカードがついていて感動ラブ


術後6日目

連休も終わり、朝の回診は主治医を含めご一行様で来てくださいました。


軟骨をいれた目を確認し「うん。いいね!今は上に上がりすぎてるように思うけど、腫れもあるし少ししたら良い感じになるから。もう、目も冷やさなくていいよ。ドレーンもとって良いね。包帯はあと一日。頭、洗いたいだろうけど、もう一日我慢して。明日抜糸で明後日退院ですね」


すぐにドレーンもとってくれました。

耳の軟骨を取った左耳からは短いストローのようなドレーンが、麻痺側の頭からはドレーンバックに繋がってる長いドレーンが外されました。


ドレーンバックの出血も毎日一桁台でそこまで出血は多くなかったです。


ドレーンがとれたので、抗生剤の点滴も終了となりました🙌


手の甲からとっていたからか、特に後半はちょっとした手の角度で点滴が落ちなくなってしまい、点滴してる1時間は点滴とにらめっこしながら、ビミョーに手を動かしてる人になっていました。


点滴の針もドレーンもとれたので、頭以外のシャワーが出来るようになりました!上半身も洗えるようになり、自分からほのかにボディーソープの香りがするのも良い気分おねがい


夕方の回診(5名)は「うん。特に問題ないですね」とあっさり。


術後7日目

手術からちょうど1週間。


鏡を見てニコッと笑ったら、麻痺の前のフツーに笑ってる顔があって「治った!ちゃんと笑えるようになったよー」と叫ぶ夢を見ました悲しい

そうだよね…それは夢だよね…とちょっと悲しい気持ち。自分の中では、もう前と同じには戻れないのは分かって、納得してそれでも少しでも良くなればと前に進んでるつもりだけど、やっぱり心の底ではそう思ってるんだよね…


さて、気を取り直し気づき


朝食を食べてる途中で、医師2名がいらっしゃり、圧迫包帯をとってくれました。


「けっこう血が固まってるから、シャンプーの前にリンスで洗った方が取れやすいと思います」と教えてくれました。


包帯を取った髪の毛はまるで鳥の巣みたいな感じびっくり

でも、とりあえず鳥の巣のまま朝食の続きを食べ、歯磨きをしてる途中で担当の看護師さんが「今日、日勤ですニコニコ」と顔を出してくれました。

「これ、すごいことになってますよね笑い泣き歯磨き終わったら、すぐにシャワーに行きますから!」と言うと、笑ってくれて「包帯のとりたてほやほや見るの初めてかも~。いったんドア閉めときます?」と気遣ってくれました。


「もう、すぐこのままシャンプーしてくるから大丈夫です!」とシャワールームへ。


念願のシャンプーができました飛び出すハート


傷の辺りはそっと洗う感じですが、他のところはゴシゴシ洗って本当にさっぱりしました。


さあ、顔とのご対面。


うーん。最悪の想像よりは腫れてないけど、まぁまぁ腫れてる。すごく抽象的な言い方でごめんなさい。

筋肉を削ったとはいえ、手術前よりは少し腫れている。でも、移植手術の時を思えば腫れてない感じです。(私の感覚的には、移植手術1ヶ月後位の腫れかな~)


目は想像以上に腫れてました。下瞼が腫れているので、目線を下げて下を見ようとすると右目だけ視界がなくなる程びっくり


でも、腫れは仕方ない。引くのを待つしかないですね。


お昼ごはんを食べて、少し休憩していたら、主治医が他2名の医師と共に来てくれました。


「うん。腫れててこれくらいなら良いんじゃない。」

確かに、腫れててこれくらいならいいか。と思えるおねがい


「まだ1週間だからね。もっとひいてくから」


特にイッーして。とかの表情の確認はなく。

動きのことは、私もすっかり聞くのを忘れてましたびっくり


出ていかれようとするところを

「あっ。先生。涙点プラグ入れても大丈夫ですか?眼科の先生が形成の先生のOKが出たら入れてくれるって言っていて」と質問。


「涙点の方は触ってないから、もういつでもいいよ」


「分かりました!ありがとうございました」


下まぶたが上がったことプラス腫れの影響もあるのでしょうが、目は乾かず、全然痛くないニコニコなんなら、プラグ入れなくてもいいかも。と今は思うほどですが、腫れがひいてきたらまた変わるのかな。とも思っています。



夕方、右下瞼・右耳前・左耳裏の抜糸をしました。目はちょっと痛かったですが、我慢できる痛みです。耳の傷はマイクロポアテープを貼ってあります。耳上から頭にかけてのステープラーの抜鈎は翌朝とのことでした。


退院日

久しぶりに、ぐっすり眠りました飛び出すハート


朝ドラをみて、朝ごはんを食べたら、いそいそと退院の準備。


9時前に医師2名の回診で頭の傷を抜鈎してもらい、全て終了。

「何か不安なこととか心配なこととかありませんか?」

「大丈夫です。お世話になりました」


9時30分には、会計も全て終わりました飛び出すハート


雪の日の入院だったので、長靴にダウンコートでの入院だったのですが、退院日はまさかの気温20℃びっくり1週間でこの気温差あせる想定外でした。