手術当日。8:30~の手術です。


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今回私が受ける手術は

2023年3月に受けた広背筋の神経・血管茎付き遊離筋肉移植の修正手術です。


具体的には

①咬筋神経につないだ神経を外す

 ↑これは前回の手術で健側の顔面神経に広背筋の神経を繋いだのですが、その神経がうまく繋がらなかった場合の保険で、もう一つ咬筋神経にも広背筋の神経を繋いでいたものです。健側に繋いだところが動き出したこと。そして咬筋神経につないだ部分が動きすぎてしまうので外します。


②大きめに筋肉を移植していて、頬が膨らんでいるので筋肉の量を減らす。


③耳介軟骨を下瞼に移植する。

 ↑麻痺により下瞼がやや下がり外反しているのを直す


①②は修正手術。③は静的再建手術になります。



水分は朝の6時までだったので、看護師さんが「お水飲みますか?」と5:50に起こしてくれました。そこでコップ一杯の水を飲み…朝ごはんは食べられないので、テレビをみて気を紛らわしていました。朝ドラ見ながら手術着にお着替え。


早めに看護師さんと若い担当医(女性)も来てくださり…

「昨日のマーカー、かなりとれちゃったんです💦」と顔を見せ、「本当だ。もう一度書いてから行きましょう。まだ時間あるし!」と油性ペンを渡され鏡を見ながら書きましたあせる


「昨日の夜は、まだ残ってたんです💦朝起きたら消えてて…私の顔の油で消えちゃったんですかね笑い泣き」と言い訳。


「寝てる間に枕で擦れちゃったのかもしれないですね~」と優しくフォローしてくれました。


手術棟では、病棟の看護師さんとはお別れし手術室の看護師さんと麻酔科の先生がお出迎えしてくれました。昨日話を聞きに来てくれた麻酔科の研修医の先生も「眠れましたか?今日はよろしくお願いします」と声をかけて下さり、前日お話しした方がいてくれるのはとても安心しました。


心配だった点滴のルート(前回の手術の時、このルートがとれずに手術がスタートできず💦)も最初から手を温めておいた効果もあってか、麻酔科の先生が一発で入れてくれました。しかし、手の甲💦手の甲って痛い悲しいそして、その後もしばらく続く点滴生活において不便なんですよね~。でも、まっ仕方ない。ルートがとれて良かった飛び出すハート


そしてあれよあれよという間に、色々な機械が取り付けられて、

「マスクから酸素が出てますからね。ゆっくり深呼吸してくださいね。注射から麻酔のお薬入りますよ~」そしてあっという間に眠っていました。


主治医のお顔を見る間もなく、挨拶も出来ずに…


そして、「usakoさーん。終わりましたよ」の声で目が覚め、今回は手術室から病室までの移動の記憶もしっかり!


病室についたら主治医がすぐに来てくださり、「予定通りに終わってますからね」と声をかけてくれました。かすかすの声で「ありがとうございました」と言うのが精一杯でした。


看護師さんが「今13:30です。ゆっくり休んで下さいね」と時間を教えてくださり、そこからはうつらうつらとしてました。

眠りそうになると痰で息が詰まりそうな感じがして眠ることはできず…


途中看護師さんが「吐き気はどう?」と聞いてくれ、「少し気持ち悪い」と伝えると吐き気止めの点滴もしてくれました。


前回の広背筋の移植手術後は、吐き気が本当に辛くて…今回、事前に麻酔科の先生にその事を伝えていたので、何かしらの対処をしてくださったのか、手術時間自体が短かったからか…ちょっとした気持ち悪さはあるものの吐くこともなく過ごせて良かったです。


3時間後の16:30には

「離床しましょう!」と酸素マスクやおしっこの管そしてフットポンプも外れて自由の身に照れ


さすがに食欲モリモリとはいきませんでしたが、夕食も半分以上食べることができて、栄養の点滴もおしまいに飛び出すハート


痛みは少しあるので、痛み止めを服用して凌ぎました。


夜中も時々、目にあてている冷やしガーゼを交換。術後もウトウトしてたからか、夜はあまり眠れませんでした。


冷やしガーゼ

冷蔵庫で保管し適宜交換