ただ傷付いた心を理解してあげたいと思った。 |  なんとかなるさ

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川の流れのように

静岡県東部(富士市)
リトリーブサイコセラピー
心理セラピスト
子間宮みか ですピンク薔薇



昨日の記事で
亡くなった叔母さんの
私の祖父を中心とした家系の中では
理解されず居場所がなかった話で

私自身の心の痛みを知るのに
祖父母の代の在り方も知ることが必要で

そんな行程を経てきた中で
叔母さんの気持ちを
ほんの少しだけ
理解出来たような気がしました。




20年も前の事だけれど、
祖父の葬儀の時も
叔父や母は他に気が回らなかったのか
足の悪い祖母は部屋の片隅で椅子に座り、
葬儀の輪には入ってないような感じで、
亡くなった祖父にお別れも言えていない。

それに感情を切り離したかのような
ボーッとしているような表情を
していました。

棺が閉められ釘打ちをするので
最後のご挨拶を
と葬儀会社の人が言い
誰も祖母には気を止めず
お別れをしていないまま
棺が閉められようとしていました。


母は祖父を苦しめたのは
嫁の叔母のせいと
憎しみの表情。
私の目配せも届かない。


きっとこのまま棺が閉じられてしまったら
 私は後悔する、
と勇気を振り絞り
待ってもらえるよう申し出ました。

なんだ?!
と怪訝な雰囲気の中
祖母の手を引き
「おばあちゃん、おじいちゃんに
お別れしよう」
と言いました。

感情を切っていた
祖母は祖父の顔を覗くと
「おじいさん、おじいさん・・・・」
と泣きじゃくりました。


葬儀は家族は悲しむ暇もないくらい
やることが沢山と聞きますが、
それにしても叔父や母は
祖母を無下にしすぎでは?と
寂しいな~と思いました。




この家系に生まれ、

みんな誰にしても
言い分はある。
苦労もある。

あの人が悪い、
この人が悪い、

そうジャッジするとか、
しないとか、
誰の味方か
敵かとか、
損とか、

私には関係なかった。

ただ傷付いた心を理解してあげたい
と思った。





親と子の問題は
生きるエネルギーに直結する。

拗れてしまった思いの遺伝、
これを薄くする、
愛や思いやりに変える、


それには心理の学びは普通の家庭にこそ
必要と思う。


そうすることで
この家系に生きるエネルギーの
質が変わり心が満たされていくだろう。


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