安心を感じて"家族"になる |  なんとかなるさ

 なんとかなるさ

川の流れのように

生き辛さから脱出中
みかですピンク薔薇


先程、MBSテレビ 映像'16
の再放送を見ました。

大阪で町工場を営みながら
訳あって親が育てられない子供や
身寄りのない子供を育てている
永井さん夫婦のドキュメンタリーでした。




一人の小さい女の子は
お母さんが病弱で育てられないとの事で
永井さんのところに預けられていた
のですが、夏休みにお母さんが
大丈夫との事で一時的に帰ることに
なりました。

でも本当のお母さんの家から
永井さんの家に帰ってくるなり、
ワガママを言い出したり
奇声を発したり、
そのうち布団にくるまって
大声で泣きだし。。。

本当のお母さんは再婚をして
赤ちゃんが生まれていて
居場所がみつからなかったよう。
この子がどんなに我慢して
愛してほしくて惨めだったかを
想像すると辛かったです。



"永井さんのお母さん"が
「たくさん泣いていいよ」
と受け止めてくれて
しばらく泣き通していました。
本当に受け止めてくれる人に
出会えていることにホットしました。

(私は泣くと更に怒られていたので
今でもすすり泣く癖があります汗)

そして「ここに居ていい?」
と何度も確認する女の子。

人は居場所がないと生きては
いけません。




永井さんのところに預けられてる
11才の女の子、
この子は母親が亡くなり、
父親がいなくなってしまい、
永井さんのところに来た子。

インタビューの人に
「居なくなったお父さんの事
嫌いにならない?」
と聞かれ
「お父さんの事、好き」
と、恨んでない様子。


子供はどんな親も好きなんだな
親の気持ちを汲もうとする。



この子が誕生日を迎えた日に
永井さん夫婦は
アンパンマンのケーキをプレゼント
しました。


小さい子が好きなキャラクターの
玩具などで充分遊びたくても
遊べなかった未完了の気持ちを
永井さん夫婦は汲み取っていて
プレゼントしていました。

嬉し泣きしている女の子に
「また大きくなる度、ケーキも
成長に合わせていくからね」
と言っていて、
心をちゃんと見ているご夫妻に
感動しました。



永井さんの家に長くいるように
なると、ワガママや反抗が出てくる
子供達。

それを"永井さんのお父さん"は、
「反抗が出てきたらしめたもの!」
と言っていました。

反抗を"悪"、
親への冒涜としか見れない
押さえつける親とはまるで
違う観点から見ています。


家族と思えてきたからこそ
自分を開示することが出来るようになり
それを受け止めてくれることを
知っているからそんな自分にも
⭕がつけれる。
それを子供の安心安全が満たされて
いるから、と捉えられるんですね。




11才の女の子が
最後にインタビューの人に
「家族とは?」


と聞かれ、
「助け合える 
信じ合えるもの」
と答え、


「永井さんのお父さんとお母さんは?」
のインタビューには

「家族」

と答えていました。


血の繋がりというものに甘え、
自分の子供だから
自分の思ったように扱っていい
という思い上がりに
自分や子供の心を見る
「魂の目」を
見失ってしまう。


私が20歳位まで
実家には
「ありがとう」と「ごめんね」
という言葉はありませんでした。


私がその言葉を20才位、生活に導入。
気付かせるように「ありがとう」、
間違っていたら「ごめんね」を
言うようになったら

親もその後言えるようになりましたw
親という威厳、体裁を考えて
言えなかったとは思いますが、
どっちが「親」なんだか。
(今は縁を切っていますが)



虐待や、自ら命を断つ子供の
ニュースが流れる日常。
どうか犠牲になる子供達が
増えない事を、
負の連鎖が断ち切られることを祈ります。


その為に私は私の負の連鎖を断ち切る。
そして手助けが出来るように
リトリーブサイコセラピー
学んで使えるようになる。


魂の目を磨きたいと思います。