獣医さんちに診察にきた飼い主（飼い主という言い方は嫌いだけど、親と呼ぶ資格はないと思い、あえて飼い主と記載する）。１２歳の犬を連れての来院やったって。その犬は手術をすれば、完治する可能性が高かったそうだけど、飼い主は、「手術代を出すんだったら、新しい犬を買う。たかが犬。」って言うたそうや。。。先生は必死で説得したみたいだけど、飼い主は手術を拒否。。。手術すれば助かる命なのに。。。先生は守秘義務等に阻まれ、憤りを飲み込んだそうだ・・・その飼い主は貧乏というわけじゃなかったみたいやのに・・・１２年も連れ添って、そんなものなのか・・・
悲しいけど、みかポンのまわりにもこういう人間はいる。平次を連れ、関西・関東の病院に行ったとき、「たかがアヒルやろ？？死んだら２０００円前後で買えるやん。」って言うた同僚。「アヒル飼うよりも、人間の子供つくったらええやん。子供おらんかったら、価値が無いで。」って言うた友だち（この友だちは小学校からの友だちだけど、きっぱり縁を切りました）。そして・・・うちのばあちゃんのセリフ・・・「平次がおらんなって淋しいけど、介護とかないし楽（みかポンが）になったやろ？？お金もかからんやん。」って言うた・・・当然みかポンはぶちキレましたとも・・・お金の問題じゃないんだよっ！！平次がいてさえしてくれれば、夜も寝なくてもよかったんだっ！！平次のためならば、何でもできたんだっ！！別に分かってくれなくてもいいけど、口に出すなよぉ・・・ばあちゃんは軽く言うたつもりやったみたいやけど・・・価値観の違い・・・血のつながった家族でもあるんだよね・・・
命を命としてとらえられない人間は、動物と暮らすな・・・と思う・・・