バタバタと自宅を出発し、不動産へ行き鍵をもらい


イソイソと新居へ向かう私達。


とりあえず、今晩は次女と二人で泊まるので


布団と買ったばかりのテレビと必要最低限の生活用品


ストーブをセッティングした。



その後急いで面接してもらえる保育園へ送ってもらう。



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午前中に入園式があったので、バタバタと忙しそうで


申し訳なかったが若い先生に声をかける。


すぐに園長先生を呼んでもらえて、事務室へ



いちご。 「いちごと申します。 お忙しい時間に申し訳ございませんでした。」


女の子4 「園長の○です。こっちこそごめんなさいね~」



いちご。 「履歴書です。宜しくお願い致します。」


女の子4 「はい。拝見します。」


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女の子4 「地元の方なんですね。」



いちご。 「はい。結婚して各地を転々としてきました。」



女の子4 「今後も転勤はあるの?」



いちご。 「いえ、実は主人がリストラされて、家族で帰ってきたので引越しはしません。」


女の子4 「採用!」



いちご。 「えっ??」


女の子4 「採用します!」



いちご。 「あの!! 私試験組みで認可保育園の勤務経験はありません。

    それでもよろしいでしょうか?」


女の子4 再度履歴書を見て

   「保育士としての経験があるから大丈夫よ!」



いちご。 「ありがとうございます!」


女の子4 「リストラなんて大変ねぇ」



いちご。 「はい。。でも家族でずっと一緒に同じところに住めるので」


女の子4 「前向きね!」


女の子4 「もうシフトは決まっているの♪ 主任~」


主任登場


顔 「主任の●です。 早速ですけど、5日後が初勤務になります」


女の子4 「急でごめんね~ 人手が足りなくって」



いちご。 「大丈夫です。 宜しくお願い致します」


顔 「お子さんが病気のときとかは遠慮なく

   休んでくださいね」


女の子4 「そうよ~、休んでいいのよ~」



いちご。 「あっしばらくは主人が無職なので、大丈夫です。

   お気遣いありがとうございます」


女の子4 「旦那さんがリストラされて大変らしいのよ~

   前向きな先生だから大丈夫だと思うから♪」


顔 「制服は当日までに用意しておきますから」


女の子4 ニコニコ笑顔の園長先生



いちご。 「持ってくるものはありますか?」


女の子4 「エプロンだけお願いね~」



いちご。 「はい。」


女の子4 「では待ってますから!」



いちご。 「ありがとうございました。宜しくお願い致します。」



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こんな感じであっという間に終わってしまい面接時間は


たぶん5分。。


即決してくれた園長先生に感謝し、今後は


私が働いて養っていかなければならない


プレッシャーに押しつぶされないよう


気丈に振舞っていた。


ちなみに1ヶ月間に21日間シフトに入っていて


当時月に12~13日しか働いていなかった私は


非常に不安でいっぱいになってしまった。









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