夏の終わりの風のにおいがしてきましたね。
切なくてキュンとします。
個人的に9月は節目の月でもあるので、今年1年自分はどうあれたかな？と考え始める時期です。
自分にはそんな自覚がないのだけれど、
近しい人に言わせるとどうやら私は未だに泣き虫のようです。
大人なのに泣き虫って。
ぷぷぷ。
と、笑わないでね。
でも最近は涙の種類が変わってきたのかな、と思います。
昔はよく悔しい・悲しい感情を言葉に出来ず、
そういう涙を流していました。
今はそういったことより、
安心して出る涙とか、嬉しくて・感動して出てしまう涙が多くなった気がする。
きっと年齢を重ねるごとにどこかで大人のふりをしなきゃいけないから、そして相手のそれも何となくわかるから、涙もろくなるんですね。
地元に帰って、おばあちゃんに会うといつもこっそり泣いてしまいます。
別に悲しい事なんてないし、心配かけちゃうからなるべく我慢するんだけど。
別れる時はお互い頑張ろうねって、ギュッとハグをします。
わたしは小さな頃から自分の理想の大人像、というか人生設計がありました。
何歳になったらこうしていて、あれしていて・・というのですね。
高校生ぐらいにはかなり具体的に決めていました。
今、その想像の年齢を超えて、その設計図通りにいってるかどうかと言われたら全然いってないです。
昔書いた「20歳の自分へ」みたいな手紙に、「望みを妥協して適当な所で落ち着くな」みたいな事が書いてあったけど、妥協してるつもりもないです。
色々な人に出会って、助けてもらったり、新しい世界を見せてもらったり、感動したり、悩んだりしながら今の幸せや大切な人たちを守って、明日に向かっています。
そして１つだけ夢を叶えている事があるとしたら、音楽を続けています。
わたしにとってそれはとてもとても意味があって、誇れる事です。
そういった日々を送れる事に、心から感謝しています。
そしてさらにありがたい事に、
一昨年前の9月にアーティスト活動10周年ライブを開催してから、ユニットの企画で毎年9月はバースデーライブをやらせて頂いています。
実は一昨年前の今日、大切な友人がこの世界から旅立ちました。
彼は病を患っていて、長くない命とはわかっていたけど、9月のライブをとっても楽しみにしていてくれました。
残念ながら聴きに来てはもらえなくて、
音を出せる1回1回が、お会いできる1日1日が奇跡なんだなと身をもって強く感じました。
自分の中にある、思いやりの心や温かい物・その人を癒してあげられる物や音をちゃんと全て渡せたかな、もっと出来たんじゃないかな、と何度も考えました。
今年も、わたしの音を聴きに来てくださる方や一緒に作ってくれる仲間に、何が出来るだろう、何が返せるだろう、と一生懸命考えています。
バースデーライブ、というとなんだか気恥ずかしいお年ごろになってきましたが、せっかくの機会なので色々な再会や出会いがあったら幸せです
お時間がありましたら、ぜひ足をお運びくださいね(^^)
また、今年は大好きな二胡奏者の桐子さんと、パーカッション奏者の竹村忠臣さんにサポート頂けることになりました
とってもとっても楽しみです。
9/14(土)
コキリカストーリーvol.41〜美花birthdayスペシャル〜
【場所】北参道GRAPES
【時間】11:30 open/ 12:00 start
【料金】¥3,500(+1D+1F)
スペシャルゲスト:KiRiKo(二胡)、竹村忠臣(パーカッション)
ご予約はこちらのフォームから受付しております☆
歳を重ねる事を嫌がる人もいますが、
わたしは大人になるってとても幸せだし楽しいなって思います。
みなさんはどうですか？
わたしの周りにいる大人の女性はみんな凛としてきれいで可愛らしくて素敵な方ばかりなので、未来は希望が多いのだ。
わたしもがんばろ。
では、また(*´ω｀*)
