今日は成人の日。
新成人の皆さま、おめでとうございます。
そんな今日、みかおはメンバーK様のバースデープレゼントのお手入れをしました。
今月の16日に86歳になるそうです。
20年近くみかおのサロンに通ってくださってます。
個室でゆっくりお手入れをしながら思い出話をしていました。
K様がポツリと
「長く生きすぎちゃっわ。この前、お嫁さんに『おばあちゃん、寝たきりにならないでね。』と言われちゃった。
でもね、誰1人好き好んで寝たきりになる人なんていないのよ。
できればスーッとポックリ逝きたいとみんな思ってるよ。
誰も家族に迷惑かけたいなんた思ってないよ」
本当にその通りだとみかおは頷きました。
K様はみかおが知り合った頃からずっと区民プールに通ってコンスタントに運動を続けています。
ですから、今も二世帯住宅でご飯、洗濯、掃除とご自身のことは全てご自分でこなしています。
「こんなに元気なんだからそんなこと言わないで。もっともっと長生きしてみかおの自慢のお客様でいてね」
とみかおが言うと、
「友だちも欠けていってしまうし、つまんないのよ。
緑内障がひどくなって目が見えないから歩けるけど、杖もたなくちゃならないし、若い頃のつもりでやろうとしても自分の身体なのに他人の体みたいに思い通りに動かせないの。
悔しいよ
本当になさけない。」
みかおはかける言葉が見つからず心を込めてマッサージすることしかできませんでした。
お帰りの際、
「とってもリラックスできたわありがとう。
気持ちよかった~~」
満面の笑みを浮かべてそうおっしゃっていただけたのがせめてものみかおの救いでした。
思うように動けない。
滑舌も悪くなる。
新しい道具や機械もわからない。
耳が遠くなって他人の話がよくわからない。
幼児言葉で話しかけられる。
目が悪いから大好きな本や新聞も読む気力がわかない。
想像するだけで胸が痛くなります
みかおの30年後はどうなっているのだろう?
あなたが80代になったとき、あなたはどうなっているのでしょうか?
日本はすごいスピードで高齢化しています。
どうしたら幸せな80代になるのか?
せめて1日でも長く思い通りに体を動かせる自分でいたい。
みかおがサロンでピラティスを大好きなメンバーさまに教えたいと思った理由の一つがこれです。
身体を動かせているうちは幸せホルモン、セロトニンも分泌され前向きで元気になれる、
仲良しのメンバーさまと一緒にたのしくピラティスを続けて
いつも好奇心いっぱいのワクワクする心を持ち続けたい
新成人のみなさんから、
「あんな風に年とるの、いいよね」
と思ってもらえるようなおばあちゃん
になりたい。」
そんな事を感じた成人の日のみかおでした。
一緒にキレイでハッピーになりましょう