今回はジモティネタでござる猿
 
今日の日中は半袖でも過ごせるほど暖か・・・
 いやいや暑かったですアセアセ
 
11月も後半になりましたが、もう2、3日はこの陽気が続くみたい
 
経済対策のGo To キャンペーンキラキラ
 皆さん利用されてるのかな?
利用する人と全くしない人 なんて二極化はしてないのかな?
 
興味湧かない方も沢山居る様な気がするけどなぁ〜
 エッ!私だけはてなマーク
 
いま旅行?いま会食?って気がするけど・・・
 観光地は人が溢れてるし、飲食券は予約殺到で大成功*\(^o^)/*
 
さて
 
先日の日曜日
 11月15日はシコチュウ市の市議会議員選挙の投票日でした
 
四国中央市議選 定数22-立候補26人
 
快晴の暖かい日曜で、投票後に畑の様子を見て廻ったあと
 陽気に誘われて恵之久保池に寄って来ました

 

恵之久保池は昭和9(1934)年に竣工した貯水量13,700㎥の農業用ため池で

 愛媛県の技術指導と助成金(費用の半分)を得て昭和8年の1月から工事が始まりました

 

1日働いて40~50銭、特別な技術者で70~77銭

 

まだ銅山川にダムが無く、疏水も無い頃の話し

 

水不足解消の為、稲の穂が実る姿を目に浮かべながら地元の人々が毎日の作業に従事したそうな

 

火薬を詰める穴を掘る人、モッコで土や石を運ぶ人、大きい岩を取り除く人、モッコやジョウレンを修理する人、法面に芝生を植える人・・・

 女性の主な仕事はアタゴツキで、大きな石の錘を大勢で引き上げて落として地面を固める仕事でした

 

大きな機械も無く、人力でこの池を築き上げる労苦は並大抵なものでは無かったに違いありません

 

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工費金壱万七千円 内県費助成金六千ハ百円

 

其れから80余年、

 老朽化した老池の改修工事が農村地域防災減災事業として今年の春から始まりました

 

また、春には池の周囲に植えられたソメイヨシノが咲き誇り

 水面(みなも)に映る桜と、燧(ひうち)灘や四国中央市の製紙工場の煙突を背景に花見客で賑わいます

 

2018年4月1日には愛媛新聞第一面を

 県内の桜の名所としてカラー写真で大きく飾りました

 

 

 
一昨年からボーリング調査や測量が行われ
 今年の3月中頃から一部桜の木の伐採が始り、4月より本格的な工事が開始されました
 
改修後のため池は、用地の関係や施工性などから、池の内側へ広げるため
 現況に対して9割の貯水量約12,400㎥になるそうな
 
池の改修工事や調査に伴い、毎年実施していた春の清掃作業も3年程実施しておらず
 周辺の緑は増殖中で、カーブミラーも見えなくなりそうびっくり
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葛葉に覆われたガードレールとカーブミラー
 
新たに付け替えられる取水施設が通る提体部は大きくカットされており
 池の外部から、空いたスペース越しに豊受山が望めました
 
池の最下部に設置される土砂吐ゲートは既に完成しており、底樋の設置まで終えている段階みたい
 
この上に副樋や斜樋の取水施設や洪水吐を設置しながら積み上がって行き
 欠けた提体部分が繋がるのかな
 
池の内部から取水施設方面
 提体部の空白部分に見える荘内半島は
 
紫雲出山、城山(粟島)、横峯山のように見えるけど・・・
 
どうなんだろう?
 
2019年3月31日にJR四国で粟島へ向かう折に
 伊予寒川駅から撮影して検証した荘内半島の稜線の山々
粟島の城山から四国中央市が見通せたので
 シコチュウ市からも荘内半島越しに粟島の3つの山が見えるはず
 
おっ!
 この場所からは本来見えない製紙工場の煙突が
 
提体部の切り欠けた場所から見えてる目
 
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晩秋の小春日和で
 煙突の煙もまっすぐに上ってるニコニコ
 
提体部の切り取られた部分の提頂部には取水施設の一部がありました
 提頂(天端)部は幅が2.6m→4.0mまで削られて少し低くなってます
 
石碑のあった場所と製紙工場方面
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この石碑も移設されるのか仮置きされています

 
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ポケストップにもなってました(笑)
 
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2020年3月30日
この場所にため池上流側(内側)へ向かって幅4mの工事用道路が作られます
 
2020年5月17日
工事用道路が完成しています
 
左上にこれまで使用して来た洪水吐が写ってます
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提頂部は削り取られて幅が2.6mから4.0mへ広がってる
 
下流側の工事用道路
 周辺は作業ヤード(資材置き場)となってる
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作業ヤードは借地でこの中に46mの工事用道路がつながる
 
 
4月30日に訪れると提体部が分断されていました
 
 
 

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工事は令和4年度まで続きますが、
 来年(令和3年)度から灌漑期間(4~9月)は貯水可能との事なので
 
来年の春までには概容が現れるのかな
 
完成後の姿を楽しみに 
 これからも時折観察していこうと思います
 
今回もお立寄り頂きましてありがとうございました
 
では、またバイバイ