御許山(おもとさん) 佛通寺
臨済宗 佛通寺派の大本山
応永4(1397)年沼田荘地頭小早川春平公が愚中周及禅師を招請して開いた寺で古い歴史があります
明治初年には廃仏棄釈、国による寺領没収上地となり往年の祈願護国寺(足利将軍)としての面目は失われた
明治38年、香川寛量和尚を初代管長として招請し、臨済宗14本山の一つとして独立(他に黄檗宗として黄檗山(オウバクサン)萬福寺があります)
専門道場を備えた西日本唯一の大本山として法灯はおおいに挽回された
11月4日、秋の陽気に誘われて三原市の禅寺へ![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
平成30年11月3日(土)~25日(日)
9~17時
大人300円、中学生以上の学生200円
開山大通禅師お手植えと伝えられるイヌマキ
肝心のイヌマキが写ってませんが・・・![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
雪舟の作と伝えられる錦鯉の放生池「崑崗池」(こんこういけ)があり、それに開創以来の名瀑と謂われる滝「銀九瀑」が注いでおり、周りには三安観音や山頭火句碑が立っています
また、その池の西側には年季の入った輪蔵があり、さらに西側には、開山堂・地蔵堂・多宝塔へ登る200段ほどの石段の参道、苔むす杉木立と紅葉の美しい「含暉坂」(がんきざか)が若干険しく九十九折(つづらおり)に続きますが、今回はこちら側には行かなかったのが残念です
境内散策←リンク
巨蟒橋の鞘橋と紅葉の絡みが美しく、もっと上・下流側から撮れば良かったかな・・・
紅葉は見頃でしたが、もう一歩進んで散り始める頃には、落ち葉の絨毯も敷かれて、もっと素晴らしくなるかもです![乙女のトキメキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/473.png)
![乙女のトキメキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/473.png)
2年前の12月1日に、雨の中登った徳島県の箸蔵寺の紅葉も素晴らしかったですが、
中でも仁王門からの参道は、
ロープウェイに乗ると通る事が無いので誰一人居らず、
佛通寺とは対照的に紅葉を独り占め状態でした![傘](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/440.png)
![傘](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/440.png)
1999年に現在のロープウェイが出来る前まではリフトで仁王門まで上がり、仁王門駅からロープウェイに乗るか、山門を潜って参道を歩くかの選択が可能でしたが、現在はロープウェイに乗ると本坊のある中門まで一気に登ってしまい、高灯籠や山門(仁王門)、鞘橋の架かる参道を歩くには、箸蔵寺駅から折り返して下って来なければなりません
境内案内図⇒PDF
四国にお住まいの方にはお奨めポイントですが、ハイキングを兼ねて登山口から歩いてみてはいかがでしょうか
登山口から仁王門まで約30分くらいだったかな![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
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本日もお立寄りありがとうございました
では、また