映画は字幕派or吹替派

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する


家で観るなら吹き替え

映画館なら字幕





一昨日の夜は結局眠れずに

アマプラで映画を観た



すごいおもしろい映画を観た


観終わっていろいろ考えていたら

朝になった



ずっと考えて今までかかった


長くなる



よろしくお願いします








filmarks より引用



あらすじ


1932年、戦争前夜

ヨーロッパの端の

架空の国ズブロフカ共和国にある

格式高いグランド・ブダペスト・ホテルに

伝説のコンシェルジュがいた


彼の名はグスタフ・H


究極のコンシェルジュとして

おもてなしすることを信条に

訪れるマダムの夜のお相手もしたりと

彼を目当てに訪れる宿泊客もたくさんいた









ある日

長年懇意にしているマダムDが殺害され

グスタフは遺言書により

貴重な絵画を相続することになり


そこからマダムD殺害の容疑をかけられ

莫大な遺産相続争いに巻き込まれていく


自身とホテルの威信を守るために

部下のベルボーイのゼロと共に

コンシェルジュネットワークを頼りに

事件解決のためにヨーロッパを飛び回る








砂糖菓子の色彩のコメディ







2014年公開の作品だけど


1930年代の時代設定に合わせてるのか

固定カメラの枠の中に収まる構図

少し褪せたフィルム感


若い子が写ルンですで撮った写真を

エモいーっていう感じ


独特の色彩と構図

ケーキの上の砂糖菓子のようなホテル

 クセの強い登場人物たち



子供の頃に宝物にしていた

外国製の飛び出す絵本みたいだった





ドタバタコメディなんだけど

1930年代という時代背景もあり

政治諷刺効いたブラックユーモア



淡く夢のような色彩で描く

ウェス・アンダーソンと


モノクロの無声映画で描く

チャップリンの作品と印象が似ていた




その滑稽さは

哀しさを伴って私的には痛くて笑えない



なんでだろう




それで、ラストを観て




チャップリンの言葉と重なった



「人生はクローズアップで見れば悲劇だが

ロングショットで見れば喜劇だ」



そういう話だった





それで


最後に謝辞的にテロップ



その文は正確じゃないけど


「シュテファン・ツヴァイクの本を読んで

インスパイアされました」




ツヴァイクの名前が出たことで

この作品は180度、その色を変えた





砂糖菓子のような

絵本のような

夢のような



ブラックユーモアがスパイスに効いた

お洒落でセンスのあるエモい映画



ではない





ではない、じゃないな



だけではない映画だった




最高のコンシェルジュ・グスタフは

ツヴァイクだったのか






長くなる

つづく