秋音律子の優しさと強さ~「青のオーケストラ」をこの夏楽しむ!~ | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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この夏楽しんでいるアニメ「青のオーケストラ」、印象的なシーンがいっぱいです。

今日紹介したいシーンもそう。アニメ第5話「佐伯直」のワンシーンです。

志望校の海幕高校に入学した主人公青野一(あおの はじめ)とヒロインの秋音律子(あきね りつこ)はオーケストラ部の見学に行くのでした。一が指名されて有望な新入部員佐伯直(さえき なお)と大勢の前でバイオリンを弾くことになります。

巧みな演奏の直後、一は嫌な過去を思い出して席につくとうつむいてしまったのでした。そこで律子が次の演奏者に名乗り出るという場面です。

 

バイオリンに触れて半年ほどの初心者の律子があえて演奏に立候補したのは、過去にとらわれず今したいことを大事にしろということを一に伝えたかったのでした。
律子が奏でる音は上手というわけではありませんでしたが、一の荒れそうな気持ちを穏やかにしたのでした。

 

僕はこの場面をポプカル短歌に詠んでみました。

 

下を向く
一のために
名乗りあげ
バイオリン
弾く律子の眦(まなじり)

 

強さと優しさを併せ持つ、律子。そんなことを感じさせるシーンでしたよ。