多彩なジャンルが広がっていますが、
例えば料理マンガもその一つ。
しかも料理マンガにもいろいろな分野がありますね。
寿司マンガもその一つ。
有名な寿司マンガ作品として、
「江戸前の旬」「翔太の寿司」が知られていますが、
今回紹介するのは、
「寿司魂」(すしこん)です。
原作は九十九森さん、
作画はさとう輝さん。
このコンビは、「江戸前の旬」もてがけ、「寿司の魂」はそのスピンオフ作品に当たります。
「江戸前の旬」の主人公柳葉旬の父、柳葉鱒之介が主人公なんです。
東京オリンピックごろの東京を舞台にした、懐かしい人情や高度経済成長期の雰囲気を伝える、寿司マンガにとどまらない幅の広い作品と言えます。
途中から恋愛要素も入ったり。
物語は父の鮃蔵が昭和39年に銀座に寿司店「柳寿司」を構えるところから始まります。
開店に際して、20歳の若者鱒之介が気合を入れるのでした。
そして、客からの言葉で、鱒之介は
人を幸せにし、有無を言わさぬ力を持つ、魂のこもった寿司、を握れる寿司職人になる、
そんな誓いを立てるのでした。
僕はLINEマンガでこの作品に初めて接して、寿司の世界の奥深さを一層知ることができましたよ。
そして、日本の戦後の歴史への興味も掻き立てられました。
何回かにわたって、この「寿司魂」を取り上げたいと思います^ - ^