寿司マンガもよし!〜「寿司魂」を読む〜 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

日本の豊かなマンガの世界、
多彩なジャンルが広がっていますが、
例えば料理マンガもその一つ。
しかも料理マンガにもいろいろな分野がありますね。

寿司マンガもその一つ。
有名な寿司マンガ作品として、
「江戸前の旬」「翔太の寿司」が知られていますが、
今回紹介するのは、
「寿司魂」(すしこん)です。

原作は九十九森さん、
作画はさとう輝さん。
このコンビは、「江戸前の旬」もてがけ、「寿司の魂」はそのスピンオフ作品に当たります。
「江戸前の旬」の主人公柳葉旬の父、柳葉鱒之介が主人公なんです。

東京オリンピックごろの東京を舞台にした、懐かしい人情や高度経済成長期の雰囲気を伝える、寿司マンガにとどまらない幅の広い作品と言えます。
途中から恋愛要素も入ったり。

物語は父の鮃蔵が昭和39年に銀座に寿司店「柳寿司」を構えるところから始まります。


「寿司の魂」第1巻(日本文芸社)より

開店に際して、20歳の若者鱒之介が気合を入れるのでした。
そして、客からの言葉で、鱒之介は

人を幸せにし、有無を言わさぬ力を持つ、魂のこもった寿司、を握れる寿司職人になる、

そんな誓いを立てるのでした。

僕はLINEマンガでこの作品に初めて接して、寿司の世界の奥深さを一層知ることができましたよ。
そして、日本の戦後の歴史への興味も掻き立てられました。

何回かにわたって、この「寿司魂」を取り上げたいと思います^ - ^