ミクコスの魅力〜2018京まふコスプレシーン〜 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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2018年9月16日、京まふのコスプレ会場を昼食を取るべく一旦後にしようとした時のことでした。出入り口のそばで不意に喜びに包まれたのでした。
偶然目にした、初音ミクのコスプレの確かさと美しさに打たれたからです。
コスプレイヤーみくるさんのミクコス、それは僕が待ち望んだかのような、青緑色の美しき初音ミクの姿をリアルの世界に象っていました。

ボーカロイド初音ミク誕生10周年の今年、僕も個人的に初音ミクへの思いを高めていました。このブログでも書きましたようにオリジナル曲「杉並木の下で」の初音ミクバージョンを作成して、iTunes StoreやAmazonでの配信を開始し、動画も公開したからでした。
そんな2018年秋に京まふコスプレエリアに足を運び、みくるさんの確かな初音ミクに邂逅し、改めてミクコスの魅力を実感した次第です。

青緑色のロングへアーに同系色の縁取りを持つアームカバーと半袖のブラウス。加えて、カラーコンタクトがそこに青い色合いを積み重ねています。
ブラウスシャツの灰色とアームカバーの黒、そのダークカラーの系統が、鮮やかな青緑色を引き立てて、全体の色彩が見事に調和しているのです。
しかもウィッグの翡翠のような色合いにアクセントを与えているのが、ヘッドホン上のレッドラインとイエローキューブ、髪を束ねる赤いリボン。彩りの妙味を感じさせる演出です。
そして、見落とせないのは、左の上腕に記された「01」という赤い刻印。この作業は少し面倒なのですが、これがミクをいっそうミクたらしめていることは言うまでもありません。

ミクの版元クリンプトンの公式キャラクターイラストを極力尊重しながら、三次元化に当たって、みくるさん独自のアレンジもさりげなく加える。そんな姿勢に風雅を思うのは決して僕だけではないでしょう。
自己主張の過剰に陥らない、確かで美しきミクのコスプレ。
もしもあなたが初音ミクファンでミクコスを初挑戦してみたいのならば、みくるさんの姿勢が良き参考になるかと思われます。


また、出で立ちだけではなく、みくるさんの表情の温かさも今回のミクコスプレの魅力だったことも最後に伝えたいですよ(^^)